公益財団法人
日本交通文化協会 理事長賞 |
「自由たのしみ平和かみしめ夏の旅」 | 小畑 律子 |
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講評:今年春に勃発したロシアのウクライナ侵略。その惨状を見るにつけ自由と平和のありがたさが身にしみる。旅に出ればなお。(長谷川 櫂/俳人) | ||
一席 | 「車窓には未知の世界の夏休み」 | 豊島 縁 |
講評:車窓を流れる初めて見る風景。夏休みに出会う未知の世界に胸を躍らせている。埼玉県立坂戸ろう学園からたくさん応募があった。(長谷川 櫂/俳人) | ||
二席 | 「菜の花が咲いた咲いたとローカル線」 | 笹谷 豊子 |
三席 | 「網棚の麦藁帽子ふるさとへ」 | 信安 淳子 |
「炎天やレールは沈思黙考す」 | 湯本 康二 | |
「一章を読み終え窓は夏野原」 | 三縞 勇輝 | |
入選 | 「ひさびさの旅ひさびさの鰯雲」 | 竹澤 聡 |
「背もたれて春を真横に観て帰省」 | 磯部 不二夫 | |
「切符買うもう旅人になって夏」 | 中村 一彦 | |
「遠い日の買い出し列車積乱雲」 | 小林 重雄 | |
「夏草に線路が埋もれ時止まる」 | 生馬 昭夫 | |
「廃線の地にひまわりの咲き乱れ」 | 篠原 昇司 | |
「ふるさとの駅は野焼きの煙なか」 | 北村 純一 | |
「膝枕の子の汗拭ひローカル線」 | 宮村 史子 | |
「夏休み終わった駅の静けさよ」 | 吉岡 敏郎(三太夫) | |
「牛啼きて大草原を貨車の夏」 | 貞住 昌彦 |
日本画
洋画
書
(敬称略 部門別 五十音順)
2022年の溯瀧会(さくりょうかい)は、絵画・書などの世界で日本の第一人者である23名の芸術家が作品を出品してくださいました。日本画は川﨑鈴彦先生をはじめ12名、洋画も野見山暁治先生ほか9名、書は井茂圭洞先生と高木聖雨先生にご出品いただきました。
2022年は当協会がパブリックアートの普及・振興活動に取り組み始めてから50年を迎えたのを記念して、代表的な50作品を地域ごとに展示しました。また、550作品目となった徳島阿波おどり空港の漫画家の竹宮惠子氏原画・監修のステンドグラス作品『ZOMEKI ‐悠久の二拍子‐』を1/5サイズで再現、展示しました。そのほかに当協会が推進する「1%フォー・アート」法制化への取り組みの紹介なども展示いたしました。
アンティークグラスを使用した可動可能なステンドグラス作品
彫刻作家の小見拓さんは国際瀧冨士美術賞第37期受賞者で、主に石の作品を手掛けてきました。交通総合文化展2022の招待作家として初めてステンドグラスを使った作品を制作し、新境地を開きました。
小見拓 略歴:
2013年 長岡工業高等専門学校 電子制御工学科卒業、武蔵野美術大学入学
2016年 第37期国際瀧冨士美術賞優秀賞、いりやKOUBO公募展大賞受賞
2017年 武蔵野美術大学彫刻学科卒業、平成28年度武蔵野美術大学 造形学部卒業制作優秀賞、アートミーツアーキテクチャー入選
2019年 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
2020年 シブヤ・アロープロジェクトのアーティスト応援企画に採用
いりや画廊やギャラリー檜などで個展を数多く開催。
現在は武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス制作工房の管理を務めるかたわら、作家活動を続けている。
主催 | ![]() ![]() |
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会場/会期 | 会場:JR上野駅中央改札口外グランドコンコース 会期:2022年10月19日~24日 |
写真部門 審査員 | 清水 哲朗(写真家)/国土交通省 観光庁 観光地域振興部長/環境省 自然環境局長/東日本旅客鉄道株式会社 常務執行役員/公益社団法人日本観光振興協会 理事長/交通新聞社 交通新聞 編集局長 |
俳句部門 審査員 | 長谷川 櫂(俳人) |
後援 | 国土交通省/環境省/鉄道・運輸機構/一般社団法人日本民営鉄道協会/北海道旅客鉄道株式会社/東日本旅客鉄道株式会社/東海旅客鉄道株式会社/西日本旅客鉄道株式会社/四国旅客鉄道株式会社/九州旅客鉄道株式会社/日本貨物鉄道株式会社/鉄道情報システム株式会社/公益財団法人鉄道総合技術研究所/公益社団法人日本観光振興協会/全国知事会/全国市長会/全国町村会 |
ポスターなど |
![]() 交通総合文化展2022作品募集ポスター(PDF:349KB) ![]() ![]() 新日本観光写真募集ポスター(PDF:372KB) ![]() ![]() 交通総合文化展2022発表展ポスター(PDF:294KB) ![]() |