東京藝術大学 名誉教授
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2022.04.12 育英
パブリックアートの振興と、そのための人材育成を目的に、将来が嘱望される日本と海外の美術・芸術系の学部を有する大学の学生に奨学金を給付しています。現在、国内13校、海外7カ国13校の計26校が対象で、海外はアジア、米国、欧州にわたっています。奨学金は年間30万円。過去42年間で国内外あわせて延べ823人に対し、総額2億円以上の奨学金を給付しています。
パブリックアートの振興・普及を進めてきた当協会は1980年、これからのパブリックアートを担っていく若手芸術家を育てていこうと、奨学金制度「瀧冨士美術賞」を創設しました。91年には対象を国外の美術・芸術系の学部を有する大学にも広げ、「国際瀧冨士美術賞」と改称しました。現在の参加校は国内13校、海外7カ国13校となります。2021年までの42年間に計823人の学生が奨学金を受けました。過去の受賞で芸術家や指導者として活躍されている方もおり、その中には青木野枝(1期)、奈良美智(5期)、ヤノベケンジ(9期)、小谷元彦(15期)の各氏もおられます。
受賞者 総数 | 823名 |
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給付総額 | 2億3440万円 (42期 6,400,000円) |
対象校 |
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2021年10月現在
グランプリ・優秀賞 | 井手元 咲良 | 女子美術大学(日本) |
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国際グランプリ・優秀賞 | ウェイジ ソン | アートセンター カレッジ オブ デザイン (アメリカ) |
優秀賞 | 大塚 里音 | 愛知県立芸術大学(日本) |
伊藤 銀 | 沖縄県立芸術大学(日本) | |
工藤 史佳 | 金沢美術工芸大学(日本) | |
橋本 梨生 | 京都市立芸術大学 (日本) | |
西本 汐 | 京都芸術大学(日本) | |
石黒 裕美 | 多摩美術大学(日本) | |
籾井 優佳 | 東京藝術大学(日本) | |
久保 創 | 東京造形大学(日本) | |
小林 由 | 東北芸術工科大学(日本) | |
杉山 理香 | 日本大学(日本) | |
西田 奈央 | 広島市立大学(日本) | |
伴 佳七子 | 武蔵野美術大学(日本) | |
セヒョン ハ | ソウル大学校(韓国) | |
メン シャンケ | 清華大学美術学院(中国) | |
ツェ シュアン ラウ | ラサール芸術大学(シンガポール) | |
イザベル フシュケ | ベルリン芸術大学(ドイツ) | |
モルガヌ エリー | パリ国立高等美術学校(フランス) | |
特別賞 | 曽和 美佑 | 金沢美術工芸大学(日本) |
川端 もくは | 多摩美術大学(日本) | |
堀田 ゆうか | 東京藝術大学(日本) | |
ローラ ベンズ | シュトゥットガルト公立美術アカデミー (ドイツ) |
※グランプリは、優秀賞受賞者の中から選ばれます。
湯澤 幸子
ゆざわ さちこ
多摩美術大学教授
シュ・ニン
(許寧)
画家
■募集人数 | 20名程度 ※審査員が厳正審査の上決定します。 |
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■資格 | 当協会が指定した美術・芸術系の学部を有する大学第4学年在籍(大学院・通信教育過程を除く)で、主に絵画・彫刻・デザイン・建築・現代美術(映像表現も含む)のいずれかの分野を専攻し、当協会の活動およびパブリックアートに関心がある者。 ※対象大学・学部は下記の「第43期 募集要項」 PDFでご確認ください。 |
■副賞 | 奨学金30万円を一括給費(銀行振込) |
※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、イベントは中止・変更となる場合があります。
※必ず下記PDFで詳細をご確認ください。なお、応募作品は原則返却いたしません。
「第43期 募集要項」PDFダウンロード(PDF: 3.4MB) 応募内容についてよくあるご質問(PDF: 206KB) キャプションラベルPDFダウンロード(PDF: 30KB)