国際交流推進事業

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国際交流推進事業

文化・芸術を通じての国際交流

国際瀧冨士美術賞 内外受賞者たちの交流

国際瀧冨士美術賞を受賞して来日した海外の学生および指導教員を対象に、国内受賞者たちと一緒にクレアーレ熱海ゆがわら工房を訪問し、パブリックアート製作現場の見学やワークショップを実施。授賞式および懇親会においても、交流を図っています。
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交通総合文化展 訪日外国人へのPR

JR上野駅グランドコンコースなどのパブリックスペースにて開催する交通総合文化展において、訪日外国人の方々に対し、日本の文化や景勝地、風俗、自然を紹介する公募作品(写真・俳句)を展示するほか、当協会のパブリックアート普及振興活動をPRしています。
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ペア碁国際競技大会への協賛

公益財団法人日本ペア碁協会が主催する、世界各国・地域の選手が参加する国際アマチュア・ペア碁選手権大会などの国際大会に協賛し、当協会の取り組みを国内外にPRしています。
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留学生など若手アーティストへの学びの機会の提供

日本交通文化協会は日本の陶板製作技術を学びたいという外国人の若手アーティストを、国際交流の一環で協力関係にある「クレアーレ熱海ゆがわら工房」(静岡県熱海市泉)に紹介しています。ウクライナ人で、東京藝術大学に留学していたマリア・シルチェンコさんはその一人です。

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シルチェンコさんは母国ウクライナからフランスに留学し、パリ国立高等美術学校で絵画、彫刻を学んでいます。彼女は2018年秋から6カ月の予定で、陶器制作を学ぶため東京藝大との交換留学で東京に滞在していました。2018年11月の国際瀧冨士美術賞の授賞式の時、知り合いに誘われ授賞式後の懇親会に出て、協会との縁が出来ました。

彼女は19年3月に留学を終えてパリに戻らなければならなかったのですが、東京藝大で学んだ作陶技術を広げたいと、工房で研修ができないか打診してきました。協会が工房に聞いたところ、工房の一角を提供して陶板製作を指導してもいいとの返事をもらいました。
こうして19年2月から5月までの約3カ月間、シルチェンコさんは工房脇の宿舎に滞在して、陶板製作技術を学んでいきました。工房は奥湯河原に近い、緑の中にあるので、寂しくなるのではと少し心配しましたが、懸念は無用でした。時々、工房から約30分かけて徒歩で海岸に行き、デッサンをしたり、海を眺めたりしていました。「この素晴らしい環境にずっといたい。ここにいたらいろいろな作品を生み出せると思う」と話していました。

工房の釉薬の責任者である鈴村敦夫さんの提案で、陶板を担当する若い女性スタッフ2人を含めた4人で、合同展を開くことも決まりました。1カ月かけて制作したシルチェンコさんの作品は大小10点。会場は熱海市内の由緒ある起雲閣で、4月下旬から約3週間開かれ、多くの来場者が熱心に見ていました。
シルチェンコさんは会期中の5月上旬、フランス滞在許可証の更新というやむを得ない事情で戻りましたが、時折、協会にメールで、「引き続き陶板制作を勉強したいので時期を見てまた訪日します」と連絡があります。パリでは工房で制作した作品の展覧会も開いています。

当協会はこれからも文化を通した国際交流の一端を担っていきたいと思っております。

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