矢口髙雄
やぐちたかお

プロフィール

矢口髙雄  やぐちたかお
漫画家

漫画家

主な作品:「釣りキチ三平」「釣りバカたち」「マタギ列伝」「おらが村」「ふるさと」「ニッポン博物誌」「オーイ!!やまびこ」「ボクの手塚治虫」「螢雪時代」「野生伝説」「奥の細道」「LOVE FISH 三平クラブ」など多数。
2016年現在、公益社団法人日本漫画家協会理事、漫画家集団 同人。
マンガジャパン世話人などの公職にも就き、日本マンガ界の第一人者として、作家活動以外でも、その責を全うしている。2020年永眠。
矢口高雄Official

手がけたパブリックアート

ステンドグラス
2019年 5月1日
横手市増田まんが美術館
「(無題)」

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陶板レリーフ
2016年 10月2日
秋田空港
「釣りキチ三平・山魚女群泳」

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経歴

1939年
秋田県雄勝郡西成瀬村(現・横手市増田町)に生まれる。
1958年
県立増田高等学校を卒業と同時に羽後銀行(現・北都銀行)に入行、12年間勤める。
1970年
同行を退職、単身上京、マンガ家に転身。「鮎」にて小学館『週刊少年サンデー』よりデビュー。
1973年
講談社『週刊少年マガジン』誌上に「釣りキチ三平」連載開始。日本中に釣りブームを巻き起こす。
1974年
「釣りキチ三平」「幻の怪蛇バチヘビ」により、第5回講談社出版文化賞(児童まんが部門)を受賞。
1976年
「マタギ」にて、第5回社団法人日本漫画家協会賞・大賞(グランプリ)を受賞。以後、数々の作品を発表し続けているが、作品舞台は東北・秋田にこだわったものが多く、一貫して“自然と人間の関わり”を描いている。
1995年
故郷・増田町に本格的な「まんが美術館」がオープン。館の基本構想からイベントにいたるまで、プロデューサーとしての才能をいかんなく発揮した。
2000年
“マンガ家生活30年”を記念し、「増田まんが美術館」で原画展「MEMORIAL SELECTION―矢口高雄30年の軌跡―」が開催された。同年の4月、増田町で4人目の名誉町民となる。
2008年
秋田県横手市の描き下ろし観光ポスターが、第58回日本ポスターコンクールにおいて、特別賞(イラスト賞)を受賞。横手市制3周年記念式典にて、新市第1号の功労表彰及び、漫画家としては初めての、2008年度の「地域文化功労者表彰」を受彰。
2009年
『週間少年マガジン』創刊50周年記念作品として、初の実写作品である映画「釣りキチ三平」が東映より公開。また文部科学大臣より、平成21年度「地域文化功労者表彰」を受彰。
2020年
永眠。
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