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パブリックアート事業
作品紹介
肥後のいろどり
ステンドグラス「肥後のいろどり」 原画・監修:高津明美
JR九州 熊本駅 在来線改札内1階 2025年10月完成 原画を見る
高津明美染色工芸家熊本には江戸時代から武士の園芸として長い年月を経て、淘汰、改良、育成されて今に引き継がれている肥後の銘花と称される肥後六花があります。
「肥後椿」「肥後芍薬」「肥後花菖蒲」「肥後朝顔」「肥後菊」「肥後山茶花」
四季折々に美しく咲く中で郷土の情景を見ていると、自然と畏敬の念に満たされています。
ステンドグラスの色鮮やかな輝きが行き交う人々のこころをなごませます。
熊本県知事
木村敬
このたび、公益財団法人日本交通文化協会の御協力により、JR熊本駅に本県の染色工芸家である高津明美先生の原画・監修によるステンドグラス「肥後のいろどり」が設置されることとなりました。
高津先生をはじめ、本作品の制作・設置に御尽力いただきました関係者の皆様に対し、心から感謝を申し上げます。
本作品は、JR熊本駅に「文化的空間を創造する」という観点から制作されたものです。高津先生の熊本への深い愛情が随所に込められており、肥後六花をはじめ、熊本城、阿蘇神社、通潤橋、根子岳など、郷土熊本の風物が力強く描かれ、そのダイナミックな構図と鮮やかな色彩は、訪れる人々の目を惹きつけるものと思います。
高津先生は、阿蘇などの自然をモチーフに伝統的なろうけつ染めに取り組まれ、熊本県の伝統的工芸品産業の振興に長年貢献していただいております。その高津先生の作品を、熊本の陸の玄関口であるJR熊本駅に設置していただいたことを大変嬉しく思っております。
この「文化的空間」が発信する熊本の魅力を、国内外からの来訪者に感じていただき、観光振興や交流人口の拡大につながることを期待するとともに、本作品が末永く人々に愛され、JR熊本駅の新たなシンボルとなることを心より願っております。
熊本市長
大西一史
この度、公益財団法人日本交通文化協会のご協力により、本市出身の染色工芸家である高津明美様が製作されたステンドグラス作品「肥後のいろどり」が、JR熊本駅に設置されますことを心よりお慶び申し上げますとともに、高津様をはじめ、ステンドグラスの製作・設置にご尽力いただきました関係者の皆様方に対しまして、深く敬意と感謝の意を表する次第です。
さて、本市では、本年3月に「熊本市文化芸術推進基本計画」を策定し、「市民が身近に文化芸術に親しめるまち」の実現に向け、人々に感動や安らぎをもたらし、豊かな人間性、創造性を育む文化芸術の持つ力を生かした文化政策を推進しているところです。
このような中、九州新幹線の停車駅であり、駅前広場の整備や商業施設の立地等により、今後の更なる発展が期待される熊本駅に、本作品が設置されますことは、誠に意義深く、文化を身近に感じるスポットとして、広くに市民の皆様に親しまれるものと確信する次第です。
本市としましては、引き続き、文化行政を市政の中核と位置づけ、「上質な生活・文化都市くまもと」の実現に向け、文化芸術の振興に取り組んでまいりますので、皆様方におかれましては、なお一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。結びに、肥後六花や熊本の風土、自然、歴史的景観を色彩豊かに表現された本作品が、市民や熊本を訪れる方々の目に触れ、末永く輝き続けることを心から願っております。
九州旅客鉄道株式会社 代表取締役社長
古宮洋二
この度、公益財団法人日本交通文化協会のご協力により、熊本駅に熊本市出身の染色工芸家である高津明美先生の原画によるステンドグラス「肥後のいろどり」を設置いたしました。高津明美先生をはじめ、この作品のためにご協力・ご協賛いただいた地元企業や事業者など多くの方々、ステンドグラスの製作・設置にご尽力いただきました関係者の皆様に、心から感謝申し上げます。
熊本は、阿蘇の山々や天草の海などの雄大な自然に囲まれ、熊本城などの歴史的な建造物、史跡が多く残っており、自然と歴史・文化が調和した魅力的な地域です。本作品は、そんな魅力が溢れる熊本を、肥後六花をメインに熊本の風物をあしらい、ダイナミックな構図・デザイン、力強い色彩で表現していただいております。
当社は、2011年3月に九州新幹線が全線開通し、2021年4月に熊本駅に隣接する複合商業施設「アミュプラザくまもと」が開業するなど、熊本駅周辺の開発にも力を入れ地域の活性化や賑わいを創出してまいりました。
熊本駅は、陸の玄関口として多くのお客さまにご利用いただいており、本作品が、国内外からお越しになるお客さまをお迎えする熊本駅のシンボルとして、多くのお客さまに末永く親しんでいただけることを願っております。
公益財団法人日本交通文化協会 理事長
滝久雄
九州旅客鉄道様の熊本駅に地元ご出身の染色工芸家、高津明美先生の原画・監修によるステンドグラス作品「肥後のいろどり」が設置されました。熊本の鉄道の玄関口を飾る素晴らしいパブリックアートで、心からお喜び申し上げます。
作品は肥後六花を中心に県の歴史遺産や風物をあしらっています。肥後六花は肥後椿、肥後朝顔、肥後花菖蒲など6種類の花の総称で、江戸時代に熊本藩六代藩主の細川重賢(ほそかわ・しげかた)が武士のたしなみとして改良・育成を奨励したのが始まりで、その特徴は大輪で一重咲き、花芯が美しい、花の色が鮮やかといったことにあります。
これをガラスで表現するため、製作を担当した「クレアーレ熱海ゆがわら工房」のスタッフは、強度に耐えるギリギリの大きさのサイズにガラスを切り分け、表面を削り、彩色を施し、もてる技術とノウハウを注ぎ込みました。高津先生には工房にもいらしていただき、絵筆を入れていただきました。こうして華やかで深みある素晴らしい作品が出来上がりました。
工房は高津先生とは阿蘇くまもと空港の陶板レリーフ「雲上の岳神」で協働し、これが2作品目となります。改めて高津先生に御礼申し上げると共に、素敵な場所を提供いただいた九州旅客鉄道様、この作品のためにご協力・ご協賛いただいた地元企業や事業者など多くの方々に深く感謝しております。この作品が末永く愛され、熊本駅のシンボルとなることを願っております。
| 原画・監修 | 高津明美 | 企画 | 日本交通文化協会、協力:九州旅客鉄道株式会社、協力:グローカル・クラウドファンディング |
|---|---|---|---|
| 場所 | JR九州 熊本駅 在来線改札内1階 マップ | 製作 | クレアーレ熱海ゆがわら工房 |
| 設置時期 | 2025年 10月 | 協賛 | アイシン九州、青柳、赤水蛇石神社、味采市場、阿蘇製薬、アントルメ菓樹、上田商会、甲斐整骨院、九州電力、熊本交通運輸、熊本大同青果、熊本放送、クラフティア、金剛、コンゴー測器、キューネット、再春館製薬所、桜十字グループ、三陽文化事業会、JR九州商事、JR熊本シティ、SYSKEN、陣内病院、西部電気工業、津山開発、西日本電工、ハイコム、肥後銀行、ヒライ、古荘本店、六反田内科・循環器科、Ai都市デザイン建築事務所、あおい皮ふ科、ジャスティス、ソニアプランナーズ、D・S・G、トムス、肉乃橋本、ホームライフタカタ、益城病院、松本設備、個人等でご寄付いただいた皆様 |
| 種類 | ステンドグラス | ニュース | JR九州・熊本駅に復興を応援するパブリックアートを設置 |
| サイズ | 縦4.0m × 横3.2m | ||
| キーワード | 肥後六花、阿蘇、米塚、根子岳、通潤橋、熊本城、阿蘇神社、宇奈利、火振り神事、うたせ船、天草、イルカ、球磨焼酎 |
| 原画・監修 | 高津明美 |
|---|---|
| 場所 | JR九州 熊本駅 在来線改札内1階 マップ |
| 設置時期 | 2025年10月 |
| 種類 | ステンドグラス |
| サイズ | 縦4.0m × 横3.2m |
| キーワード | 肥後六花、阿蘇、米塚、根子岳、通潤橋、熊本城、阿蘇神社、宇奈利、火振り神事、うたせ船、天草、イルカ、球磨焼酎 |
| 企画 | 日本交通文化協会、協力:九州旅客鉄道株式会社、協力:グローカル・クラウドファンディング |
| 製作 | クレアーレ熱海ゆがわら工房 |
| 協賛 | アイシン九州、青柳、赤水蛇石神社、味采市場、阿蘇製薬、アントルメ菓樹、上田商会、甲斐整骨院、九州電力、熊本交通運輸、熊本大同青果、熊本放送、クラフティア、金剛、コンゴー測器、キューネット、再春館製薬所、桜十字グループ、三陽文化事業会、JR九州商事、JR熊本シティ、SYSKEN、陣内病院、西部電気工業、津山開発、西日本電工、ハイコム、肥後銀行、ヒライ、古荘本店、六反田内科・循環器科、Ai都市デザイン建築事務所、あおい皮ふ科、ジャスティス、ソニアプランナーズ、D・S・G、トムス、肉乃橋本、ホームライフタカタ、益城病院、松本設備、個人等でご寄付いただいた皆様 |
| ニュース | JR九州・熊本駅に復興を応援するパブリックアートを設置 |
陶板レリーフ
2012年 2月2日
阿蘇くまもと空港
「雲上の岳神」 (16.8km)
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陶板レリーフ
1991年 3月
大津町老人福祉センター
「(無題)」 (19.4km)
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