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東京メトロ銀座線日本橋駅「日本橋南詰盛況乃圖」
にほんばしみなみづめせいきょうのず
ステンドグラス

ステンドグラス「日本橋南詰盛況乃圖」 原画・監修:山口晃
東京メトロ銀座線日本橋駅B1出口付近 2021年7月1日完成 原画を見る

制作風景

作家より

山口晃画家 この絵には、江戸から現在までの様々な街並みが混在しています。
 当時の街区の様子が解る様に描かれた所もあれば、時代による様式の変化を一目にできる所もあります。また、町割りに殆ど変化が無いのを確認できる所もあります。
 色々な視点で眺められるようになっていますので、この地に思い致したり良き街並みを考える一助にして頂けたらと思います。

作品によせて

株式会社髙島屋 代表取締役社長
村田善郎
 このたび、東京メトロ銀座線日本橋駅に、細密描写を得意とする画家、山口晃先生の原画・監修によりますパブリックアート「日本橋南詰盛況乃圖」を寄贈させていただき、大変光栄に存じます。山口先生をはじめ、ご尽力いただきました皆様に厚く御礼申しあげます。
 日本橋は「お江戸日本橋」とうたわれたように、江戸時代には五街道の始まりとされ、日本中から人や物資が集まることで栄えた街です。そして現在、歴史を継承しながらさらに魅力あふれる街へ躍進を続けています。そうした中、日本橋に旗艦店を構える髙島屋も創業190周年を迎えることができました。これも皆様のご愛顧の賜物と感謝申しあげます。
 本作品は、日本橋南詰の過去と現在を融合させ、各時代の象徴的な建物が描かれています。私も、完成間近にクレアーレ熱海ゆがわら工房様へ伺い、幸運にも山口先生、ステンドグラス作家の中野竜志氏にお会いし、原画とステンドグラスの両作品を拝見する機会をいただきました。原画は山口先生ご本人が日本橋の変遷を調査され、歴史的な街並みとご自身の想像世界を細密に表現されています。この細かさをステンドグラスの作品として成立させるために、固有のガラスの色と「絵付け」で6名の職人の方が約1年かけて仕上げた事などを説明していただき、驚きと感銘を覚えました。また、原画にはないモチーフがステンドグラスに描かれている部分も発見できました。歴史に想いを馳せたり、未来の街並みを想像したりと、色々な視点でお楽しみいただけると思います。
 本作品が、日本橋駅の新たなシンボルとして末永く愛され続けられますことを、心よりお祈り申しあげます。

東京地下鉄株式会社 代表取締役社長
山村明義
 このたび、株式会社髙島屋様のご協賛により、リニューアルした銀座線日本橋駅B1出口付近に、日本の伝統的絵画の様式を用い、人物や建築物などを緻密に描き込む作風で知られる画家・山口晃先生に制作いただいた原画によるステンドグラス「日本橋南詰盛況乃圖」を設置いたしました。山口晃先生をはじめ、ステンドグラスの製作・設置にご尽力いただきました関係の皆様に、心から感謝申し上げます。
 東京メトロでは、「伝統×先端の融合」の路線コンセプトのもと、駅の改装、新型車両の導入、ホームドア設置など、銀座線リニューアルの様々な施策を進めております。 1927(昭和2)年12月30日に東洋初の地下鉄として浅草駅~上野駅間が開通してから、90周年を迎えた2017年に下町エリア(浅草~神田)のリニューアルを終え、この度、商業エリア(日本橋、京橋)、銀座エリア(銀座)、トレンドエリア(青山一丁目、外苑前)の5駅が完成しました。日本橋駅は「橋の街」をコンセプトに新しい駅へと生まれ変わっております。当社はまた、前身の営団地下鉄の時代からゆとりと潤いのある文化的空間の創造のために、駅空間へのアート導入にも取り組んで参りました。そして現在も、駅のリニューアルに合わせてパブリックアートの設置を推進しております。
 株式会社髙島屋様はアートを通じた芸術文化の振興にも積極的に取り組まれており、日本橋南詰の変遷を凝縮した精緻で独創的な、素晴らしいパブリックアート作品の設置にご協賛いただきましたことに深く感謝申し上げます。そしてこの作品が「橋の街」をテーマにリニューアルした日本橋駅の新たなシンボルとして、多くの皆様に末永く愛されることを願っております。

公益財団法人日本交通文化協会 理事長
滝久雄
 このたび山口晃先生の原画・監修の「日本橋南詰盛況乃圖」が完成し、東京メトロ銀座線「日本橋駅」の出口正面に設置されました。完成をお喜びするとともに、山口先生に心からお礼を申し上げます。
 先生はこの原画に3年をかけられました。江戸時代から商業の街として発展した日本橋南詰の街並みを、上から俯瞰した大和絵の手法で、江戸から現代、そして未来と、時空を混在させて描かれています。
 江戸時代の屋敷や河岸があれば、いまはなき明治期の建物、お風呂屋、旅館。ビルの屋上には観覧車も見えます。そして都電や現在の高層ビル群など、それぞれの時代の特徴的な建物が細密画のように描かれ、独特の趣を醸し出しています。また未来の図では、運河になった高速道路に歩行者専用の大きな太鼓橋が架かるなど、先生らしいユーモアあふれるトリックが散りばめられています。
 さらに先生の原画とステンドグラスという素材の出会いが、作品をさらに魅力的なものにしています。ガラスのカットピースは1182枚に上り、場所によっては1ミリにも満たない細い線が絵付けされ、15回も焼き重ねて色を出した個所もあります。先生の緻密なお仕事に「クレアーレ熱海ゆがわら工房」が応えられたのも、その高い技術力があってのことと思います。人が行き交う公共空間を安らぎのある場所にと、当協会がパブリックアート普及振興に取り組んで来年で50年。記念すべき549作品目となりました。
 山口先生以外にも多くの方にお世話になりました。ご協賛いただいた株式会社髙島屋さま、また改札を出て正面の、多くの人の目に触れる場所をご提供いただきました東京メトロ様。深く感謝を申し上げたいと思います。この作品が日本橋のシンボルとして愛されていくことを願っております。

作品データ

原画・監修山口晃 企画日本交通文化協会
場所東京メトロ銀座線日本橋駅B1出口付近 マップ 製作クレアーレ熱海ゆがわら工房
設置時期2021年 7月1日 協賛株式会社髙島屋
種類ステンドグラス ニュース日本橋の歴史と変遷を表現した大型ステンドグラスを設置
サイズたて2.1m×よこ6.0m
キーワード日本橋、日本橋南詰、江戸、現代、変遷、街並み

作品データ

原画・監修山口晃
場所東京メトロ銀座線日本橋駅B1出口付近 マップ
設置時期2021年7月1日
種類ステンドグラス
サイズたて2.1m×よこ6.0m
キーワード日本橋、日本橋南詰、江戸、現代、変遷、街並み
企画日本交通文化協会
製作クレアーレ熱海ゆがわら工房
協賛株式会社髙島屋
ニュース日本橋の歴史と変遷を表現した大型ステンドグラスを設置

マップ

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