TOP パブリックアート事業 作品紹介 佐渡彩景
金属・陶板レリーフ「佐渡彩景」 原画・監修・制作:宮田亮平
佐渡汽船 新潟港万代島ターミナル 3階待合室 2020年3月24日完成
※この作品は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け整備されたものです。 原画を見る
宮田亮平金工作家、東京藝術大学名誉教授、日展理事長美しくも厳しい自然や人・物の交流がもたらした豊穣な文化が生み出す佐渡の風景は、
いつでも、あなたの旅への思いを包み込んでくれるでしょう。
悠々と泳ぐイルカの群れに誘われて、佐渡の魅力を探しに、ぶらり足を伸ばしてみませんか。
佐渡出身の金工作家・宮田亮平先生が原画・監修を務めた金属、陶板レリーフです。
本作品は、佐渡と本島を結ぶ唯一の航路である佐渡汽船新潟港万代島ターミナルに設置されています。
金属製のイルカは宮田先生が自ら手がけており、背景には伝統芸能の鬼太鼓や観光客らに人気のたらい舟、海運業の中心となった北前船、歴史的価値の高い佐渡金山、日本を象徴する鳥と称されるトキや美しい自然風景など、佐渡の文化、歴史そして自然が陶板によって立体的に表現されています。
「藝大受験のため佐渡汽船に乗り、佐渡島から新潟に向かうときに見たイルカの姿に魅かれたことが芸術家としての『原点』」と語る宮田先生が表現したイルカは佐渡へ訪れた人々を温かく出迎え、旅立つ人々に元気や勇気を与える。まるで応援団かのように佐渡の島、そして島とつながる人々を見守りながら泳ぎ続けています。
新潟県知事
花角英世
本県佐渡島の出身で、東京藝術大学前学長である金工作家・宮田亮平先生が陶板の原画・監修を務め、金属製のイルカを自ら制作した作品「佐渡彩景」が、公益財団法人日本交通文化協会のご支援により、新潟港万代島ターミナルに設置されることとなりました。宮田先生をはじめ関係者の皆様方に対し心から感謝申し上げます。
越佐海峡を思わせる神秘的な青色の陶板には、佐渡にしかない伝統芸能の鬼太鼓をはじめ、例年6月上旬に見頃を迎えるトビシマカンゾウ、外国人観光客にも人気のたらい舟、日本海交易を担った北前船、世界遺産登録を目指している佐渡金銀山のシンボル・道遊の割戸、そして、大空を舞う朱鷺の姿といった佐渡を代表する歴史文化や豊かな自然が描かれており、そこに宮田先生の代表作「シュプリンゲン」シリーズでモチーフとなっているイルカが、これから始まる船旅を歓迎するように楽しげに泳いでいます。
佐渡の魅力が詰まった本作品が新潟港万代島ターミナルに設置されることは大変喜ばしく、島民や佐渡を訪れる方々に末永く愛され、親しまれることを心から願っております。
公益財団法人日本交通文化協会 理事長
滝久雄
このたび佐渡島ご出身の東京藝術大学前学長である宮田亮平先生のパブリックアート作品「佐渡彩景」が佐渡汽船の新潟港万代島ターミナルに設置されることになりました。心からお喜び申し上げます。
宮田先生は東京藝大受験のため佐渡島から新潟に向かう船の上からイルカが泳ぐ姿を目にし、その時の感動が金工作家としてやられていく上で、作品のモチーフとなったと聞いております。
今回の作品は宮田先生が原画・監修を務められ、イルカも先生が手がけられました。佐渡島ゆかりの鬼太鼓、北前船、金山・銀山などの模様の陶板レリーフはクレアーレ熱海ゆがわら工房が制作しました。日本海を想像させる青味がかった陶板の上を躍動するイルカは、かつて先生が目撃した光景でもあるのでしょう。異素材の共鳴は、作品をより魅力的なものにしていると思います。
「人々が行き交い、集まる場所を、アートでもって心豊かな空間にしたい」と、私は長年、駅や空港、学校などの公共空間にアートを設置してきました。543作品目となる今回の作品は、先生をはじめ一般財団法人日本宝くじ協会様のご支援、佐渡汽船株式会社様など関係者のご協力で実現しました。改めて皆様に感謝申し上げるとともに、この作品が末永く愛されることを祈っております。
原画・監修・制作 | 宮田亮平 | 企画 | 日本交通文化協会 |
---|---|---|---|
場所 | 佐渡汽船 新潟港万代島ターミナル 3階待合室 マップ | 製作 | クレアーレ熱海ゆがわら工房 |
設置時期 | 2020年 3月24日 | 協賛 | 日本宝くじ協会 |
種類 | 金属、陶板レリーフ | ニュース | 佐渡汽船新潟港万代島ターミナルにパブリックアート
金工作家・宮田亮平氏が原画・監修、制作 佐渡汽船 新潟港万代島ターミナル「佐渡彩景」3月24日公開 |
サイズ | 縦4.0m × 横7.0m | ||
キーワード | 佐渡、イルカ、鬼太鼓、たらい舟、佐渡金山、銀山、北前船、トキ、宝くじ社会貢献広報事業 |
原画・監修・制作 | 宮田亮平 |
---|---|
場所 | 佐渡汽船 新潟港万代島ターミナル 3階待合室 マップ |
設置時期 | 2020年3月24日 |
種類 | 金属、陶板レリーフ |
サイズ | 縦4.0m × 横7.0m |
キーワード | 佐渡、イルカ、鬼太鼓、たらい舟、佐渡金山、銀山、北前船、トキ、宝くじ社会貢献広報事業 |
企画 | 日本交通文化協会 |
製作 | クレアーレ熱海ゆがわら工房 |
協賛 | 日本宝くじ協会 |
ニュース | 佐渡汽船新潟港万代島ターミナルにパブリックアート
金工作家・宮田亮平氏が原画・監修、制作 佐渡汽船 新潟港万代島ターミナル「佐渡彩景」3月24日公開 |
ステンドグラス
2012年 8月26日
新潟空港
「佐渡ものがたり」 (5.1km)
MAP >
陶板レリーフ タイルモザイク
1989年 6月
新潟市 西総合スポーツセンター
「若人」 (11.1km)
MAP >