TOP パブリックアート事業 作品紹介 四季・東京ベイ
ステンドグラス「四季・東京ベイ」 原画・監修:平松礼二
東京臨海新交通臨海線 ゆりかもめ新橋駅ホーム階 西口階段付近 2019年3月4日完成
※この作品は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け整備されたものです。 原画を見る
平松礼二日本画家春・夏・秋・冬
時を越えて光は降り注ぐ。
この地から夢や希望が湧き上がる。
巡る季節と先人達への感謝をこめて拝礼する。
明日へ、みらいへ、宇宙の彼方へ百合鴎は飛翔する。
「現代の琳派」という意味を込めて琳派モダンとも呼ばれている日本画家・平松礼二先生の原画・監修で製作されたこのステンドグラスは、新交通システムゆりかもめ新橋駅のホームから西口改札口に通じる階段とエスカレーターの一角を使って屏風のように設置されています。
春の梅と桜、富士を向こうにのぞむ夏の海、秋の紅葉を鮮やかで大胆な装飾技法と斬新な色合いで表現しています。夏の海の空には東京都のシンボルとなっている鳥で、新交通システムの名前の由来でもあるゆりかもめが羽を広げて飛んでいます。
本作品は日差しの角度によって表情を変え、鮮やかな色彩が空間を彩ります。
株式会社ゆりかもめ 代表取締役社長
櫻井努
このたび、公益財団法人日本交通文化協会のご協力により、東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)新橋駅に、21世紀を代表する日本画家である平松礼二先生の原画をもとに制作されたステンドグラス「四季・東京ベイ」が設置されることとなりました。
平松先生をはじめ、ステンドグラスの制作・ 設置にご尽力いただいたすべての方に心から感謝申し上げます。制作にあたっては、平松先生が実際に「ゆりかもめ」にご乗車になって、三枚の原画をお描きになりました。この作品は、屏風絵のような配置のステンドグラスとなっております。左面には冬から春を迎えて梅と桜が咲き乱れる様子、右面には秋の紅葉が燃え盛る姿、そして正面には名峰富士の前に夏の青い海が広がり、そこを飛翔する1羽のユリカモメが描かれています。まさに、四季を通じて東京湾岸を走行する「ゆりかもめ」を象徴する作品であります。
「ゆりかもめ」は、東京都心と臨海副都心を結ぶ公共交通機関として、臨海地域の発展とともに、多くのお客様にご利用いただく鉄道へと成長させていただきました。今後も安全 で快道な輸送サービスの提供を通じて、東京の夢と希望を担って進化を続ける臨海地域の発展に貢献してまいりたいと考えております。
新橋駅は、「ゆりかもめ」の起点であるとともに、多くのお客様をお迎えする臨海副都心への玄関口であります。この作品が、新橋駅のシンボルとして、駅を利用される国内外からの多くのお客様の心に潤いと安らぎを与えるとともに、日本の四季の魅力を伝えていくものとなることを心から願っております。
公益財団法人日本交通文化協会 理事長
滝久雄
私は長年、公共空間にパプリックアー トを設置する活動を続けてまいりました。このたび東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)の新橋駅に、日本を代表する日本画の平松礼二先生のステンドグラス作品「四季 ・東京ベイ」が設置されることになり、心らからお喜び申し上げます。
新橋は1872年に日本で初めて開業した鉄道の起点で、いまでは鉄道路線が交錯し、道も四通八達と、東京の重要なターミナルになっております。ゆりかもめの新橋駅も湾岸地域への起点として、毎日、外国人観光客を含め数多くの乗降客が利用しております。ここに平松先生の作品が飾られたことは実に意義深いものと感じております。
平松先生は俵屋宗達や尾形光琳などの系譜を引く琳派に以前から惹かれておられると伺っております。19世紀末にヨーロッパを席巻した美術潮流のジャポニズム(日本趣味)にも影響を与えた琳派は、日本人の自然観や美意識を斬新で大胆な装飾技法で表現しております。平松先生の作品も華やかで装飾性に溢れており、「現代の琳派」という意味を込めて琳派モダンとも呼ばれております。その作品は駅の印象を含め、洗練されたゆりかもめのイメージをさらに高めていくものと確信しております。
「人々が行き交い、集まる場を心豊かなものにしたい」との思いで、私は1972年から駅や空港、学校などの公共空問にアートを設置してきました。 530作品目となる今回の作品は、平松先生をはじめ、一般財団法人日本宝くじ協会様のご文援、また株式会社ゆりかもめ様など、多くの関係者のお力添えで実現しました。改めて皆様に感謝申し上げるとともに、この作品が末永く愛されることを祈っております。
原画・監修 | 平松礼二 | 企画 | 日本交通文化協会 |
---|---|---|---|
場所 | 東京臨海新交通臨海線 ゆりかもめ 新橋駅ホーム階 西口階段付近 マップ | 製作 | クレアーレ熱海ゆがわら工房 |
設置時期 | 2019年 3月4日 | 協賛 | 日本宝くじ協会 |
種類 | ステンドグラス、レリーフ | ニュース | ゆりかもめ新橋駅ステンドグラス「四季・東京ベイ」お披露目 |
サイズ | 37㎡(ステンドグラス)、6㎡(レリーフ) | ||
キーワード | ユリカモメ、富士山、海、梅、桜、紅葉、宝くじ社会貢献広報事業 |
原画・監修 | 平松礼二 |
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場所 | 東京臨海新交通臨海線 ゆりかもめ 新橋駅ホーム階 西口階段付近 マップ |
設置時期 | 2019年3月4日 |
種類 | ステンドグラス、レリーフ |
サイズ | 37㎡(ステンドグラス)、6㎡(レリーフ) |
キーワード | ユリカモメ、富士山、海、梅、桜、紅葉、宝くじ社会貢献広報事業 |
企画 | 日本交通文化協会 |
製作 | クレアーレ熱海ゆがわら工房 |
協賛 | 日本宝くじ協会 |
ニュース | ゆりかもめ新橋駅ステンドグラス「四季・東京ベイ」お披露目 |
ステンドグラス
1976年 10月1日
JR東日本 新橋駅
「くじゃく窓」 (128m)
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陶板レリーフ 自然石
2000年 10月
都営大江戸線 汐留駅
「日月星花」 (223m)
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