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作品紹介
還ってくる日
ステンドグラス「還ってくる日」 原画・監修:野見山暁治
飯塚市役所 エントランスホール 2017年3月4日完成 原画を見る
野見山暁治洋画家地底から黒々とした塊りを掘り出しては、昼夜を分かたず自然を踏みにじり続けていた筑豊炭田。ぼくが生まれ育った土地。
人間の手で新たに構築した非情な景色は、今は無い。
掻き消えたことに、むしろぼくは安堵する。ひそかに時間を追いつづけて、ようやくにも埋もれた自然が現れてきたのだ。
この地に立つと、かつての人間と自然との葛藤が、還ってゆく原点として、ぼくの中で生き生きと蘇る。
幼少時代を過ごした筑豊炭鉱の街をイメージして描いた原画を基に、それを再構成してステンドグラスにした作品。「八木山から飯塚の街を見下ろした、幼少時代を過ごした筑豊の炭鉱の風景を表現しました。炎と闇、私の故郷のイメージそのものです。」との思いで制作されました。自然光を受けて生き生きとした独特の存在感を湛える作品となっています。
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