TOP パブリックアート事業 作品紹介 青の時間
ステンドグラス「青の時間」 原画・監修:佐野ぬい
弘前市民会館 管理棟 ロビー吹抜け北側窓面 2014年11月22日完成 原画を見る
佐野ぬい洋画家ステンドグラスの原画を描きながら、私は、
津軽弘前の爽やかで清々しい雪どけの空を思い出していました。
さまざまな青を基本色としています。暖色系の明るいガラスもあります。
動く青い時間を楽しく、美しく眺めることが出来たら素晴らしいです。
地域、市民に親しまれてきた弘前市民会館は、2014年に開館から50周年を迎え、老朽化などを受けて一昨年から大規模改修工事が行われ、今年1月にリニューアルオープン。世界的建築家・前川國男氏(1905~86年)による建築として、文化的な価値を残しつつも現代のニーズを取り入れて、新たなスタートを切りました。
ステンドグラス作品「青の時間」は、地元・弘前市出身の洋画家で、女子美術大学名誉教授でもある佐野ぬい先生が弘前市民会館のために描き下ろした原画をもとに制作され、ガラスへの絵付けと制作監修も佐野先生が行いました。ふるさとへの想いが込められたこの作品は、弘前市での佐野先生の初めてのステンドグラス作品となります。
「佐野ブルー」が織りなす色彩と光のハーモニーによって、この空間を流れる青く美しい時の経過が演出されています。この作品が、弘前市の新しいシンボルのひとつとなり、新しいスタートを切った弘前市民会館とともに末永く親しみと誇りを持って皆様に愛され続けることを願っています。
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