富山空港「立山」
たてやま
陶板レリーフ

陶板レリーフ「立山」 原画:片岡球子(監修:片岡佐和子)
富山空港 ターミナルビル 2階中央ロビー 2012年10月3日完成 ※この作品は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け整備されたものです。 原画を見る

制作風景

制作ノート

 この陶板レリーフ作品は、富山県立近代美術館が所蔵する片岡球子画伯の作品《立山》をもとに制作されました。1983年〈富山を描く―100人100景展(置県100年記念事業)〉に出品されたもので、画伯は、現地に何回も足を運ばれスケッチを重ねてこの作品を描かれました。陶板レリーフ作品は中央に画伯の《立山》を基に制作した陶板を配し、その両側に空から見た山の稜線や、立山の雪景を思わせる白い空間を配置することで、画面により広がりを持たせ、壁画に伸びやかさが生かされるようになっています。
 陶板レリーフの制作はクレアーレ熱海ゆがわら工房(所在地:静岡県熱海市泉230-1)にて行われました。現在までに500点近いパブリックアートを日本全国に設置していて、クレアーレ工房で制作した片岡球子画伯の壁画はこれが6作品目になります。日本古来の素材である陶を用いて制作されたこの作品は586個の陶板ピースで構成されており、迫力ある造形と深く味わいのある釉薬(ゆうやく)が見所です。最大で30センチの厚みのある陶板は、焼き物としても魅力ある作品となっています。
 この陶板レリーフが富山の空の玄関口の新たなシンボルとして、末永く親しまれることを願っています。

作品データ

原画片岡球子 企画日本交通文化協会
監修片岡佐和子 製作クレアーレ熱海ゆがわら工房
場所富山空港 ターミナルビル 2階中央ロビー マップ 協賛日本宝くじ協会
設置時期2012年 10月3日 ニュース
種類陶板レリーフ
サイズ高さ 2.7m × 幅 10m
キーワード山、立山、宝くじ社会貢献広報事業

作品データ

原画片岡球子
監修片岡佐和子
場所富山空港 ターミナルビル 2階中央ロビー マップ
設置時期2012年10月3日
種類陶板レリーフ
サイズ高さ 2.7m × 幅 10m
キーワード山、立山、宝くじ社会貢献広報事業
企画日本交通文化協会
製作クレアーレ熱海ゆがわら工房
協賛日本宝くじ協会
ニュース

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