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金属・陶モニュメント「飛躍」 制作:宮田亮平
東京電機大学 東京千住キャンパス 2号館2階 2012年4月20日完成 原画を見る
宮田亮平金工作家、東京藝術大学名誉教授、日展理事長 この度は、東京電機大学「東京千住キャンパス(100周年記念キャンパス)」の竣工おめでとうございます。
東京電機大学の100周年を記念した事業の核となる新キャンパス創設にあたり、東京藝術大学が同じ足立区にキャンパスを構えていることがきっかけで、モニュメントの制作依頼を受けました。地域や社会との結びつきを強めることで、技術と人間社会の調和を目指す東京電機大学の発展を願って、私がテーマとしているイルカたちが、互いに寄り添いながら飛躍していくようにと制作いたしました。新しいキャンパスの開設で地域がさらに盛り上がることを期待するとともに、この機会を与えてくださった皆様に感謝の意を表します。
学校法人 東京電機大学 理事長
加藤康太郎
東京電機大学の新たな飛躍の礎となる東京千住キャンパス(100周年記念キャンパス)に、東京藝術大学 宮田学長の「飛躍」を設置させていただきました。
本学園は、1907年に創立され、以来100年を越えて「技術で社会に貢献する人材の育成」を使命とし、2012年4月に次の100年に向け、環境、安全・安心の最新技術を駆使した本キャンパスを創設しました。このキャンパスで学生たちが活き活きとキャンパスライフを送り、諸先輩にまして社会で活躍することを願って止みません。本モニュメントのイルカが織りなす美しいフォルムとその勢いは、まさに本学園のさらなる発展、また学生たちの活気の象徴と感じています。
東京電機大学 学長
古田勝久
このモニュメントは、足立区に音楽学部音楽環境創造科他のキャンパスを持つ東京藝術大学 宮田学長に制作をお願いし、実現しました。
東京電機大学は、建学の精神「実学尊重」、教育・研究理念の「技術は人なり」を尊重し、次の100年へ向けた新たな大学のビジョン「東京電機大学グランドデザイン」を策定し諸施策を推進しています。東京千住キャンパスは、本学の新たな教育・研究の拠点であり、新たな歴史の始まりの舞台でもあります。
宮田先生に制作いただいた「飛躍」は、人間と科学技術の調和、そしてまさに本学の新たな「飛躍」への思いを表現いただいた作品と感じます。ここに深く感謝の意を表したいと存じます。