TOP パブリックアート事業 作品紹介 飛翔
金属モニュメントト「飛翔」 制作:宮田亮平
東工大蔵前会館エントランス 2009年5月26日完成 寄贈:滝久雄(株式会社ぐるなび会長・創業者)
宮田亮平金工作家、東京藝術大学名誉教授、日展理事長この度は、「東工大蔵前会館」の竣工おめでとうございます。
東京工業大学 伊賀健一学長の発案と、社団法人蔵前工業会副理事長でもある滝久雄ぐるなび会長の母校への思いが結びつき、東工大蔵前会館の設立を記念するモニュメントの制作の依頼を受けました。また私が制作する意義として東京工業大学と東京藝術大学の親交をさらに深め、両学府がともに未来へ飛翔することを祈願することにあると聞き、私の胸のうちに熱い思いがわきあがりました。金工技術により芸術を生み出す私にとって、科学技術と芸術の結びつきは自然なものであり、両学府が手を取り合う姿は私の制作の理想とも言えるものです。今後の両学府の発展を願うとともに、この機会を与えてくださった皆様に深い感謝の意を表します。
東京工業大学 学長
伊賀健一
東京工業大学は、2011年に創立130周年を迎えます。これを機に「科学技術創造立国」に向け、「教育・研究・貢献」というテーマにおいて、世界最高の理工系総合大学にふさわしい質を達成するためのアクションプラン「東工大130」を策定、積極的に展開していく所存でおります。これらの充実・拡大のためには多くの方々のお力が欠かせません。その中においても多方面で活躍する同窓生は大学の大きな支えとなっています。その母体となっています蔵前工業会と東工大が共同で建設していました”東工大蔵前会館――Tokyo Tech Front”がここに竣工の運びとなりました。この度、それを記念いたしまして本学を卒業された滝久雄氏より東京藝術大学 宮田亮平学長の制作によるモニュメント『飛翔』をご寄贈いただきました。
公益財団法人日本交通文化協会 理事長
滝久雄
「東工大蔵前会館」の竣工おめでとうございます。
私の母校でもある東京工業大学は、窯業の振興など科学技術を芸術の中に導入することをすすめてきた伝統があります。この度、東京工業大学 伊賀健一学長の発案により東京藝術大学 宮田亮平学長に科学・技術と芸術・文化の協奏と未来へのさらなる飛翔への願いをこめたモニュメントを制作していただきました。今後の両学府のさらなる結びつきを東京工業大学のシンボルマーク「つばめ」と宮田学長の制作テーマである「イルカ」が融合された姿で表しています。このモニュメント『飛翔』が今後の両学府のますますの発展を見守り続けていくこと、また今回の制作にあたり、両学府の親交をとりもつことができましたことは、私にとりまして無上の喜びでもあります。
陶板レリーフ
2020年 12月12日
東京工業大学 大岡山キャンパス
「ELEMENTS OF FUTURE」 (134m)
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陶板レリーフ
1982年 6月
東京工業大学
「科学と人間」 (336m)
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