TOP パブリックアート事業 作品紹介 冨士
陶板レリーフ「冨士」 原画:片岡球子(監修:片岡佐和子)
中部国際空港 第1ターミナルビル センターピアガーデン3F上部 2004年10月完成
片岡球子日本画家 冨士は日本一の山である。古代より多くの画家が霊峰冨士を描きつづけてきた。
私も冨士を描きつづけて長い時間をついやした。しかし、冨士は近づいてくれない。
遠景、中景があまりにも雄大(立派)なので私は近景に献花し祈り続けている。
片岡球子先生は日本を代表する女流作家として、強い個性をお持ちで、日本的イメージを鮮烈な色彩で大胆に表現しています。今回のこの作品も現代的な大胆な画面構成と日本独特の伝統的華やかさをもって表現されています。大変印象的な紫紺の冨士と日本の春を彩る美しい桜をメインとして晴れやかな日本の風景が先生独特のおおらかな筆致でのびやかに表されています。
片岡先生は今までに多くの冨士を描かれていますが、その作品は山が持つエネルギーをつかみ出すとともに、そこから触発された先生御自身の感情が奔放に溢れ出ているのが感じられます。
国際空港として開業する中部国際空港「セントレア」に先生の「冨士」が飾られることで、世界から来られる多くの方々の目を楽しませてくれることでしょう。
陶板レリーフ
2004年 10月
中部国際空港
「天空翔翔」 (42m)
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陶板レリーフ
1993年 4月
南知多町 内海港緑地公園
「(無題)」 (14.1km)
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