TOP パブリックアート事業 作品紹介 Deep Sea Dreams
ステンドグラス「Deep Sea Dreams」
原画・監修:ルイ・フランセン
横浜高速鉄道みなとみらい線 新高島駅 コンコース改札外 2004年1月完成
※この作品は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け整備されたものです。 原画を見る
駅の設計コンセプトに合わせ、豊かにたゆたう深海の様子をステンドグラスで表現します。強い色彩を極力おさえ、ブルーと無彩色の微妙なトーンの変化を生かし、又、アンティークグラス、プリズマ等の多様なガラスの表情を織り込むことで、豊かで清冽な海の世界が展開されます。
現代性と神秘性を併せ持ったステンドグラスの構成と色彩をおさえた透明な光は人々に海の中を通りすぎるかの様なさわやかなひと時を与え、まるで海からの Sound of silence が聴こえてくるかの様です。
※素材に関して
今回、新高島駅使用したガラスは、ドイツの北部、チェコとの国境に近いヴァルトザッセンで作られる「ランヴェルズ社」のフルアンティークグラスです。同社のガラスは現在も手作業で生産され、最も美しいアンティークグラスとして世界中のガラス作家が最も好んで使うフルアンティークグラスです。
ステンドグラスは千年以上の歴史を持つ芸術形式で、キリスト教芸術の中で盛衰を経て、現代では建築デザインと結び付いた光と色彩の芸術となっています。それが置かれた環境の中で見ると、作家の意図した光と色彩の芸術に触れることができます。
アルミキャスト
1985年 9月
横浜新都市ビル
「希望 ― 希望を求める若者たち」 (401m)
MAP >
陶板レリーフ
1981年 6月10日
横浜駅 東口地下街入口
「よこはまの詩」 (477m)
MAP >