TOP パブリックアート事業 作品紹介 グローイングシティ
陶板レリーフ「グローイングシティ」 原画・監修:ルイ・フランセン
東久留米市役所 ロビー壁面 1997年1月完成
新市庁舎の建設に伴いアートワーク委員会が設置された。パブリックアートは美術館の中の作品と違い、誰の目にも入ってくる美術である。そこでは市民の賛同が得られる作品が制作されなくてはならない。作品傾向、素材、空間との整合性など美術的枠組みを決定してゆく議論は大事なプロセスである。
この壁画には、当初、この土地と関わる具象的な題材、作品が求められていた。しかし話し合いを重ねる中で、「未来に開かれた新庁舎の空間には、大きな拡がりを感じさせるようなテーマで表現してみてはどうだろう。」という意見があがった。
陶板の各部分は、粘土に色々なアクションを加え土から生まれてくるさまざまな表情の形を取り入れた。ルイ・フランセンはそうしてつくりだされた自由な形を広い壁面にのびやかに組み合せ「グローイングシティ」とした。
彫刻(ブロンズ)
1997年 1月
東久留米市役所
「杏」 (3m)
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ステンレス・木モニュメント
1997年 1月
東久留米市役所
「融和96」 (14m)
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