TOP パブリックアート事業 作品紹介 海・街・山
陶板レリーフ「海・街・山」 原画・監修:ルイ・フランセン
湯河原ゆうゆうの里 ロビー壁面 1987年3月完成
この施設には最初に花、草、木など具体的なモチーフを考えていた。しかし福祉財団の方と話し合い考えを詰めていく中で、もっと抽象的に<白暮の世界>―作品をぼんやりと眺めているうちに昔の時間や事柄を思い浮かべるような気持ち―を表現することにした。素材として選んだのは漆喰と陶である。地の壁には弱い艶の白い漆喰を、陶板は艶のある白い釉薬を使用し、2つの素材の質感の差を生かすこととした。粘土造形の「あそび」からひねり出された変化のある陰影が漆喰の壁に浮かび上がるようにと考えた。漆喰は海藻を薪とドラム缶で煮込み、のりを作るところから始めた。陶板と漆喰がうまく響き合う作品となっている。
陶板レリーフ
2012年 6月15日
湯河原駅入口交差点
「四季彩の塔」 (1.2km)
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陶板レリーフ
2016年 10月3日
JR東日本 湯河原駅前広場
「町村合併六十周年記念陶板レリーフ」 (1.5km)
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