『生命の旅』
現代美術作家 ヤノベケンジ氏原画・監修
大阪モノレール大阪空港駅の新たなシンボルに
当協会と大阪モノレール株式会社は、一般財団法人日本宝くじ協会の「社会貢献広報事業」の助成を受け、大阪モノレール大阪空港駅に大型ステンドグラス『生命の旅』を設置しました。3月20日(水・祝)に作品の原画・制作監修を務めた地元、大阪府ゆかりの現代美術作家・ヤノベケンジ氏や吉村洋文大阪府知事をはじめ20名が出席のもと、完成披露除幕式が開催されました。
除幕式では来賓の吉村大阪府知事が「最初に見た時に小さな美術館みたいだと思いました。時間を忘れさせてくれるくらい素晴らしいので、ここを待ち合わせの場所にするとちょっと遅れても気付かないと思います」とご挨拶をいただきました。
ヤノベ氏は「1970年の大阪万博には行けなかったけど、太陽の塔のようなスケールの大きいものに影響を受けて自分の想像力が豊かになったと感じています。自分の作品を通して子どもたちだけでなく、大人にも想像力が豊かになってもらえたらうれしいし、僕を育ててくれた大阪という街に恩返しができたことも、またうれしいし感謝したいです」と挨拶し、また、「この作品に取り上げているキャラクターの中には大阪・関西で実際にパブリックアートとして設置されているので、このステンドグラスが大阪全部が美術館に見えるような意味を持つ作品になってくれれば」とも期待を込めて話されました。
大阪空港駅の改札外エントランスに展示されているこの作品は縦約2メートル、横約12メートルの大型ステンドグラスです。天気がよい日にはステンドグラスを通して光が差し込み、美しい映り込みが行き交う人々の目を誘います。
なお、この作品は当協会が設置したパブリックアートの558作品目となります。
パブリックアート作品紹介 大阪モノレール 大阪空港駅『生命の旅』
ニュース:大阪モノレール 大阪空港駅の大型ステンドグラス作品完成