渋谷駅東口再開発に伴い、作品を移設
ヒカリエ方面改札内で公開


2000年に東京メトロ銀座線渋谷駅の乗り換え通路に設置された陶板レリーフ作品『Bright Time』が、ヒカリエ方面改札内の通路に移設、再設置されました。
『Bright Time』は明るい色彩の抒情的世界を築くアーティストの天津恵氏の原画・監修によって作られた陶板レリーフ作品です。当初は銀座線から井の頭線への連絡通路に設置されていましたが、渋谷駅街区基盤整備に伴い一時撤去。そしてこの度、2020年に開設された駅舎へと移転されました。
移設に際しては陶板レリーフを6分割に切断して取り外し、レリーフを制作したクレアーレ熱海ゆがわら工房にて修復と清掃。再設置時には切断した部分の接合面に金継を施しました。
白を基調とし銀座線ラインカラーのオレンジがあしらわれた通路にカラフルな陶板レリーフが加わったことで、より一層華やぎのある空間となっています。
また、レリーフの左側に設置されている時計も陶板製のからくり時計で、定刻に音楽が流れるようになっています。午前7時~午後10時の毎時に流れますが、午前と午後では曲のアレンジが違うのでぜひ聞き比べてみてください。アレンジは午後3時に切替わります。
東京メトロ銀座線渋谷駅をご利用の際は、ぜひお立ち寄りください。

