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TOP 矢印 ニュース: 青森空港の大型ステンドグラス『青の森 へ』お披露目


青森空港の新たなシンボルに

青森出身のアートディレクター・コミュニケーションディレクター森本千絵氏原画・監修

青森空港のステンドグラス「青の森 へ」
青森空港のステンドグラス「青の森 へ」
ステンドグラス『青の森 へ』

 当協会と青森空港ビル株式会社は、一般財団法人日本宝くじ協会の「社会貢献広報事業」の助成を受け、青森空港旅客ターミナルビル1階国内線チケットロビーに大型ステンドグラス『青の森 へ』を製作・設置し、2月24日(水)に完成披露除幕式を開催しました。

除幕の瞬間
除幕の瞬間
除幕の瞬間

 作品の原画・制作監修を務めたのは、青森県三沢市出身で、アートディレクター・コミュニケーションディレクターとして企業の広告制作やミュージシャンのアートワークを手掛けるなど多方面で活躍している森本千絵氏。
 除幕式で、森本氏は「青森を訪れるすべての人たちの幸せを願って描きました。緊急事態宣言のさなか、おうち時間で、青森の自然や食、人々の温かさを思い出しながら制作しました。この作品が、空港という場所で、『おかえり』、『いってらっしゃい』と皆を迎え、見送る(背中を押す)存在になれることを本当にうれしく思います。このステンドグラス作品の光に多くの人が喜んでくれることを願い、これからも全国に向けて青森を誇りに思って描き続けたい」とあいさつされました。

あいさつされる森本氏
あいさつされる森本氏
あいさつされる森本氏

 作品は、木々の青は青い森を、赤は紅葉を表し、青森の風物風景が四季の移ろいとともに表現され、左右どちらからでも物語を感じることのできる構成になっています。そして、国内外から訪れる多くの空港利用者を、幻想的な光が生み出す心地よい空間でお出迎えし、青森の風情を印象付けます。
 青森の地に降り立つ人を「青の光でお迎えしたい」という森本氏の想いが込められた当作品は、25種類もの青系の色彩を使い分け、全体で85種類の色彩と約3,200ピースのガラスを使用しています。構想から製作に至るまで約10ヵ月間かけ、森本氏の絵付けや監修のもと、クレアーレ熱海ゆがわら工房のステンドグラス職人6人が製作しました。
 なお、この作品は、当協会の547作品目となります。

 日本交通文化協会は、パブリックアートを通じて芸術に慣れ親しむことで、芸術・文化においても尊敬される日本人のイメージづくりに貢献できると考えています。

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