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TOP 矢印 ニュース: 静岡県の川勝平太知事、パブリックアートの制作現場へ

「ねむの木学園」の子どもたちの作品を
ステンドグラスや陶板レリーフにと提案

静岡県内の文化拠点同士のコラボレーションを目指して

1万坪もの敷地を抱える工房の歴史や成り立ちをご説明
1万坪もの敷地を抱える工房の歴史や成り立ちをご説明
左:「クレアーレ熱海ゆがわら工房」を説明  右:ドイツの手吹きガラスの前で

静岡県の川勝平太知事がこのほど「クレアーレ熱海ゆがわら工房」(静岡県熱海市)を訪れ、約1時間にわたって工房を見学されました。

川勝知事はまず約1万坪の敷地を抱える1980年に設立された工房の説明を受け、続いてステンドグラスと陶板レリーフの制作作業所を実際にご覧になりました。ステンドグラスの作業所では、ドイツ製の手吹きガラスに直に手に触れて確認し、また陶板レリーフのところでは焼成や釉薬の色の出し方など、陶板の具体的な制作プロセスの説明を、質問を浴びせながら聞かれました。「これほど素晴らしい工房とは知りませんでした」と感想を述べられました。

静岡県掛川市には肢体不自由児養護施設「ねむの木学園」がありますが、「子どもたちの素晴らしい作品をステンドグラスや陶板レリーフにできれば素晴らしいですね」と述べ、工房と「ねむの木学園」のコラボレーションを提案されました。工房のスタッフも「静岡県内の文化拠点同士の協力を進めたいです」と意欲的でした。

パブリックアートの制作過程の説明を受ける
パブリックアートの制作過程の説明を受ける
左:陶板レリーフの制作過程の説明を受ける川勝知事(中央)  右:広々とした工房の作業所で

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