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TOP 矢印 ニュース: 大友克洋さんの版画「金華童子風神雷神ヲ従エテ波濤ヲ越ユルノ図」
宮城県登米市に寄贈


仙台空港の陶板レリーフの原画をもとに制作

東日本大震災の復興を願い、子どもたちの創作活動の一助に

版画を手にする布施市長(右)と当協会西川事務局長
版画を手にする布施市長(右)と当協会西川事務局長
版画を手にする布施市長(右)と当協会西川事務局長

宮城県登米出身の漫画家・大友克洋さんが描いた「金華童子風神雷神ヲ従エテ波濤ヲ越ユルノ図」の版画作品95枚が、日本交通文化協会から登米市に贈られました。
贈呈式は9月6日、登米市役所で行われ、布施孝尚市長に当協会の西川恵事務局長から目録が手渡されました。この版画は水彩の原画をもとに高度な印刷技術で制作されており、サイズは原画と同じ270ミリ×758ミリ。金魚のロボットに乗った金華童子が風神雷神を従えて元気に荒波を越えていく絵柄で、大友さん直筆のサインが添えられています。西川事務局長は「この版画を教育などに役立ててほしい」と要望、布施市長も「子どもたちはこの絵を見て勇気づけられると思います」と語りました。版画作品は市内の学校、保育所などに飾られるほか、米国の姉妹都市への寄贈も検討されています。
当協会は2015年3月、仙台空港ターミナルビル国際線到着ロビー1階にこの絵をもとにした陶板レリーフ(高さ2.8メートル、幅8.7メートル)を設置しています。

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