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TOP 矢印 ニュース: 釧路空港に陶板レリーフのパブリックアートが登場しました

北海道出身の多摩美大前学長、五十嵐威暢さんの作品

12月16日(水)、除幕式が開催されました

陶板レリーフ「シュ、シャ、シッ 空と水と光に捧げる詩」五十嵐威暢先生の原画
陶板レリーフ「シュ、シャ、シッ 空と水と光に捧げる詩」五十嵐威暢先生の原画
陶板レリーフ「シュ、シャ、シッ 空と水と光に捧げる詩」(五十嵐威暢氏原画)」

北海道の釧路空港で12月16日、彫刻家でデザイナーの五十嵐威暢さんが原画と監修を手がけた陶板レリーフのパブリックアート作品の除幕式が行われました。
空港2階の出発ロビーで行われた除幕式には、五十嵐先生をはじめ関係者約20人が出席。釧路空港ビルの小林強社長が「夕日、自然、マリモなど、釧路が誇る宝にまた一つ宝が加わります。ぜひともこの作品を見に、多くの人が釧路にきてほしい」とあいさつ。続いてこのパブリックアートを企画制作した公益財団法人・日本交通文化協会の理事長で、所用のため出席できなかった滝久雄氏の「この作品は釧路のランドマークとなるでしょう」とのあいさつが読み上げられました。
この後、関係者が除幕を行うと、幅約4.5m、高さ約5.1m、陶板のピース数390枚という大型のレリーフが姿を現し、盛大な拍手がロビーに響きました。作者の五十嵐さんは北海道・滝川市出身。現在は札幌に拠点を置いて制作に励んでいるが、今回の作品は釧路の湿原の水をイメージしたこと、またそれを表現するには抽象的な造詣の方が合うと考えたことなどを説明され、タイトルである「シュ、シャ、シッ 空と水と光に捧げる詩」の「シュ、シャ、シッ」について「いろいろ苦労して決めましたが、ボクの作品より出来がいいと思っています」とユーモアたっぷりに話されました。
日本交通文化協会にとっては511作品目となるパブリックアートで、日本宝くじ協会の助成を受けて作られ、釧路空港ビルに寄贈されました。

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