絹谷幸二
きぬたにこうじ

プロフィール

絹谷幸二  きぬたにこうじ
画家

画家

現代アフレスコ画の第一人者であるばかりか、日本洋画界を担う作家として活躍している。豊かで自由なイマジネーション、極度の精神集中と持続力から生み出される絵画世界には、鮮烈な色彩が奔流し、熱情と生の歓喜がダイナミックに展開する。大胆で自由奔放なフォルムからなる作品は、観る人に深い共感と関心を呼び起こす。スチロフォームとミクストメディアによる立体作品、さらには石彫や絹本岩彩にも取り組んでいる。東京藝術大学や大阪芸術大学で後進の指導に当たり、若手芸術家を支援。文化庁主催の「子供 夢・アート・アカデミー」にも携わり、次代を担う若者たちに創造の喜び、楽しさを伝えている。
日本芸術院会員、独立美術協会会員、東京藝術大学教授を歴任。2021年文化勲章受章。
画家 絹谷幸二 公式サイト

経歴

1943
奈良県に生まれる
1966
東京藝術大学大学院壁画科修了
1971
イタリア・ヴェネツィア・アカデミアに留学
「ラ・マーサ賞」受賞、ヴェネツィア近代美術館買上げ
1974
第17回「安井賞」受賞、東京国立近代美術館買上げ
1977
文化庁昭和52年度芸術家在外研修員に選ばれ渡米、渡伊
1978
「マニフェスト賞」受賞、ヴェネツィア・ビエンナーレ買上げ
1987
第19回「日本芸術大賞」受賞
1989
第30回「毎日芸術賞」受賞
1993
東京藝術大学教授就任
1997
長野冬季五輪大会公式ポスター『銀嶺の女神』制作
2001
「日本芸術院賞」受賞
2006
「イタリアを描く絹谷幸二展」を開催 (日本経済新聞者主催、外務省・イタリア大使館後援)
2009
絹谷幸二賞創設(毎日新聞主催)
2010
東京藝術大学名誉教授
2014
文化功労者
2021
文化勲章受章
2023
絹谷幸二芸術賞創設
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