第71回 交通総合文化展2024
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第71回 交通総合文化展2024 アーカイブズ

写真部門(新日本観光写真) 入選作品(30名 敬称略)

  • 国土交通大臣賞<br>「ガブリ競演」 池田 新一国土交通大臣賞
    「春の風物詩」 池田 新一
    講評:市街地越しに見る野焼きに目を奪われました。眩い街の光と真っ赤に燃え盛る様子が反映された海面が迫力に拍車をかけています。そこにあえて静寂や冷気を感じさせるブルーモーメントの空やシルエット気味の山の稜線を取り入れたことで壮大で余韻溢れる作品が生まれました。たなびく湯煙も別府らしく、スケール描写につながりました。(清水 哲朗/写真家)
  • 環境大臣賞<br>「錦秋の響き」 水野 敬雄環境大臣賞
    「錦秋の響き」 水野 敬雄
    講評:秋らしい雲、青空、色とりどりの紅葉、澄み切った渓流とこれ以上ないほどの好条件で撮影した称名滝。この光景を目にした時の作者の感動が臨場感よろしく伝わってきます。落差日本一を誇る滝だけに写っているのは下段の一部。この上には何段もの滝が連なっています。水量が多く、緑に包まれた春や夏とは違った魅力、格別な美しさが秋にはありますね。(清水 哲朗/写真家)
  • 東日本旅客鉄道株式会社社長賞<br>「一番列車が来るまでに」 志田 幸夫東日本旅客鉄道株式会社社長賞
    「一番列車が来るまでに」 志田 幸夫
    講評:世界でも類を見ないほど時刻表どおりに運行される日本の鉄道。首都圏から津々浦々まで実践できているのは驚きであり、安心と信頼、利便性につながっています。ただ、利用者は鉄道関係者の日々の努力を想像することは、あまりありません。作者の視点は豪雪地帯での奮闘を静かに伝え、利用者からの感謝の気持ちを代弁してくれているようで心に響きます。(清水 哲朗/写真家)
  • 公益社団法人日本観光振興協会会長賞<br>「ゼロキロポスト」(4枚組) 小野 杏太公益社団法人日本観光振興協会会長賞
    「ゼロキロポスト」(4枚組) 小野 杏太
    講評:東京駅新幹線ホームを舞台にした組写真。これから始まる旅に興奮しているのか、目に入るすべてが尊く、見落としがないよう鋭い嗅覚かつ独創的な視点で新幹線を絡めつつ、力強く断片的に捉えていく作者に圧倒されます。鉄道と旅、どちらの起点ともとれる印象的なタイトルも想像力をかき立て高く評価できます。旅に出たくなりました。(清水 哲朗/写真家)
  • 一席<br>「ベンガラ色の町」 廣瀬 靖之一席廣瀬 靖之
  • 一席<br>「サンセットバブル」 田村 貴史一席田村 貴史
  • ニ席<br>「燃える渓谷」 井上 大輔ニ席井上 大輔
  • ニ席<br>「瀬戸の落日」 沖本 祐治ニ席沖本 祐治
  • ニ席<br>「駈ける」 高橋 邦男ニ席高橋 邦男
  • 三席<br>「夕空舞う翼の瞬間」 工藤 嘉晃三席工藤 嘉晃
  • 三席<br>「早乙女」 山口 和幸三席 山口 和幸
  • 三席<br>「日本一の花見山」 熊田 行雄三席熊田 行雄
  • 三席<br>「高架橋の下から見上げる星空」 大城 修三席大城 修
  • U-22賞<br>「威風堂々」 北川 雅人U-22賞北川 雅人
  • 入選<br>「駿河の国へ」 中西 敬一入選中西 敬一
  • 入選<br>「瀧の銀河」 佐藤 善樹入選佐藤 善樹
  • 入選<br>「春色特急」 戸田 直子入選戸田 直子
  • 入選<br>「遥かなる憧憬」 小椋 吏入選小椋 吏
  • 入選<br>「天まで昇れ火の粉の舞」 白山 健悦入選白山 健悦
  • 入選<br>「長い夜を越えて」 門脇 正晃入選門脇 正晃
  • 入選<br>「スカイツリーの下を走る」 遠藤 要信入選遠藤 要信
  • 入選<br>「夕焼け列車」 坂本 信広入選坂本 信広
  • 入選<br>「初夏のじゅんさい沼」 鳥居 秀行入選鳥居 秀行
  • 入選<br>「夕暮れの時」 小野 隆入選小野 隆
  • 入選<br&gt「道しるべ」 永冨 律好入選永冨 律好
  • 入選<br>「雨中試験」 椚 粛明入選椚 粛明
  • 入選<br>「飛沫を纏って」 大橋 実入選 大橋 実
  • 入選<br>「四継ぎ獅子」 芝﨑 静雄入選芝﨑 静雄
  • 入選<br>「神話と神楽の里」(4枚組)長 吉秀入選長 吉秀
  • 入選<br>「絶景のシンフォニー」 鈴木 悠史入選鈴木 悠史

俳句部門 入選作品(16名 敬称略)

公益財団法人 日本交通文化協会
理事長賞
「天の川見たしと二人小海線」 榧野 実
講評:小海線は小淵沢(山梨県)から小諸(長野県)まで高原を走る列車。 太陽も月も天の川も近々と見える。夫婦二人で眺めたい、この想いがすばらしい。 楽しかったこと、辛かったこと、人生のさまざまな場面が星空に浮かぶだろう。(長谷川 櫂/俳人)
一席 「改札を出れば菜の花限りなく」 請関 邦俊(請関くにとし)
講評:いちめんの菜の花畑の中にある小さな駅舎。改札口が不思議な世界への入り口のよう。(長谷川 櫂/俳人)
二席 「鹿ひぐま眺めて走る宗谷線」 酒井 貢(kawase akira)
三席 「駅名の読めぬ速さの梅雨の旅」 三浦 育子
「乗り継ぎてふるさと近し天の川」 吉野 新一
「黒き富士新幹線が翔ぶ如く」 峯下 秀幸
入選 「ふるさとの祭へ続く鉄路かな」 柴田 恭男(柴田 恭雨)
「寝台車亡き妻と行くライラック」 佐藤 克實
「新しき鉄路の鼓動春野へと」 五十嵐 裕治
「乗客はひとつの家族ストーブ列車」 衣川 洋子
「杖二つ金婚旅行伊豆の秋」 奈良 博吉
「そよぎつつ列車を映す植田かな」 信安 淳子
「駅舎よりまつすぐ秋に続く道」 椿 泰文
「路線図が光り輝く夏休み」 重岡 秀俊(しげ3)
「除雪車の羽よりレール現るる」 小林 幹夫(宮岸羽合)
「ひと夏の想い出映る車窓かな」 岡田 眞也

(カッコ内は俳号)

俳句部門 上位作品

会場風景

「交通総合文化展」は例年JR上野駅で開催していましたが、同駅の工事に伴い、ウェブサイト上で実際に展示を鑑賞しているかのように楽しめるバーチャルギャラリーで公募優秀作品を10月1日から1か月間公開いたしました。
バーチャルギャラリーの様子、入賞・入選作品の動画を協会のYouTubeチャンネルで公開しています。ぜひご覧ください。

JPTCA日本交通文化協会 YouTubeチャンネルリンクアイコン

  • 公募展俳句部門の展示
  • バーチャルギャラリー・写真部門(新日本観光写真)
  • バーチャルギャラリー・俳句部門
  • 展示室の様子

開催情報

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