第70回 交通総合文化展2023
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第70回 交通総合文化展2023 アーカイブズ

新日本観光写真 入選作品(29名 敬称略)

  • 国土交通大臣賞<br>「ガブリ競演」 末廣 周三国土交通大臣賞
    「ガブリ競演」 末廣 周三
    講評:疫病終息祈願成就の御礼に奉納されたことをきっかけに470年続く、福岡県指定無形民俗文化財第1号に登録されている祭礼。川に入る若衆たちが小さく見えるほどに大きく色鮮やかな幟山笠(のぼりやまがさ)を揺すり、水を掛け合うシーンは迫力十分です。望遠レンズの圧縮効果を活かし、余分な空間を排除した緊張感ある画面構成が賑やかな祭りをより盛り立てました。(清水 哲朗/写真家)
  • 環境大臣賞<br>「ひまわり畑の夜」 矢作 俊郎環境大臣賞
    「ひまわり畑の夜」 矢作 俊郎
    講評:夏を代表する花の群落の上に広がる銀河と無数の星。肉眼では見えない、息を呑むほどの美しい光景にただただ圧倒されます。地表風景と星空をバランスよく表現できたのはデジタルカメラに明るい広角レンズを組み合わせ、高感度、的確な露光秒数、撮影後の仕上げまでを丁寧に行ったから。風力発電の風車も宇宙と地球を繋ぐ大切な存在に見えます。(清水 哲朗/写真家)
  • 九州旅客鉄道株式会社社長賞<br>「夕陽を浴びて」 那須 晴日西日本旅客鉄道株式会社社長賞
    「夕陽を浴びて」 那須 晴日
    講評:超望遠レンズで切り取った車体と映り込む夕映えが、500系の美しいフォルムをより際立たせています。画面内に夕日が入る、撮影には難しい逆光条件でしたが、完璧な露出選択と構図で見事に表現しています。胸が高鳴る格好良さにいつまでも作品を眺めていられます。作者の鉄道愛と情熱、撮影に対するひたむきさが素晴らしい結果を導きました。(清水 哲朗/写真家)
  • 公益社団法人日本観光振興協会会長賞<br>「厳冬湖の風物」 鈴木 彦三公益社団法人日本観光振興協会会長賞
    「厳冬湖の風物」 鈴木 彦三
    講評:猪苗代湖の冬の風物詩といえば「しぶき氷」が有名ですが、このような丸い「団子氷」が漂うこともあります。厳しい冬の季節風で立つ波によって丸くなる氷、限られた条件でないと見られない光景は一見の価値あり。そこに悪天候後を物語る澄み切った青空と飛行機雲、積雪した磐梯山を絡めることで作品がより印象的になりました。(清水 哲朗/写真家)
  • 一席<br>「背水の陣」 長谷川 裕二一席長谷川 裕二
  • 一席<br>「祭りの神輿に魅せられて」 石井 良二一席石井 良二
  • ニ席<br>「ヤマタノオロチ」 児島 巧ニ席児島 巧
  • ニ席<br>「バス停」 圡屋 恵理ニ席圡屋 恵理
  • ニ席<br>「勇猛果敢」(4枚組) 伊藤 雪香ニ席伊藤 雪香
  • 三席<br>「春雨の駅」 海老沢 好男三席海老沢 好男
  • 三席<br>「『富士山の日』に走る」 佐藤 雅美三席 佐藤 雅美
  • 三席<br>「満月の夜」 水野 英樹三席水野 英樹
  • 三席<br>「跳舞」 田中 裕二三席田中 裕二
  • U-22賞<br>「水郡線の夏」 高橋 一朗U-22賞高橋 一朗
  • 入選<br>「燃える夕焼け」板橋 昇入選板橋 昇
  • 入選<br>「いつもの散歩道」 餘野 照彦入選餘野 照彦
  • 入選<br>「競演」 塩崎 信好入選塩崎 信好
  • 入選<br>「星降る眠り」 平野 裕司入選平野 裕司
  • 入選<br>「絢爛豪華」 宮川 和典入選宮川 和典
  • 入選<br>「紙吹雪」 平野 敏幸入選平野 敏幸
  • 入選<br>「知床の絶景レストラン」 蜂谷 雅人入選蜂谷 雅人
  • 入選<br>「たかいたかい」 浅野 三雄入選浅野 三雄
  • 入選<br>「コロナ禍を経て、インクラインも運行再開」 高津 弘人入選高津 弘人
  • 入選<br>「『ありがとう』を言いたくて…」 高橋 強入選高橋 強
  • 入選<br&gt「渦巻く桜花」 谷口 寛一入選谷口 寛一
  • 入選<br>「船上継獅子」 中川 雄喜入選中川 雄喜
  • 入選<br>「夕陽に染まる桃太郎大通り」 伊藤 直美入選 伊藤 直美
  • 入選<br>「神輿振り」 草信 純雅入選草信 純雅
  • 入選<br>「金色(こんじき)の軌道」 重田 和豊入選重田 和豊

俳句 入選作品(16名 敬称略)

公益財団法人 日本交通文化協会
理事長賞
「どこまでもレールがあった遠い夏」 髙梨 純一
講評:鉄道が単に輸送手段でなく、人々の夢を運ぶ乗り物であった時代があった。汽車、ディーゼル車、電車……。どの時代にもレールがどこまでもつづいていた。まだ見ぬ遠い未来へも。(長谷川 櫂/俳人)
一席 「網棚に平和を乗せて夏の旅」 石関 恵子
講評:のどかな夏の旅。網棚の上に「平和」が乗っているという発想がおもしろい。今の世界はこうはゆかないが、列車内、網棚の上だけは「平和」が保たれているようだ。網棚の上の平和がいつまでもつづくように、世界中に広がればいいのにという願いのこもる一句である。(長谷川 櫂/俳人)
二席 「快晴の富士を見逃す昼寝かな」 松下 喜彦(松下弘美)
三席 「おでこ付け車窓に富士を探す夏」 寺山 美喜子
「十津川の虹より高し家二軒」 島村 幸重
「退職を祝ふこの日よ花の旅」 稲田 貴稔
入選 「冒険がはじまる夏の時刻表」 花町 淳一
「無目的夏の一日ローカル線」 逸見 修
「鉄塊の灼かれ真夏の貨車である」 菅 伸明(カンちゃん)
「十八のわれが手を振る大夏野」 馬場 博美
「分岐線辿れば駐屯地の夏」 贄川 吉明
「鈍行に術後の眼ごとゆられ秋」 福永 敬子
「スイッチバック右に左に桜かな」 河合 祐貴子
「遮断機の音が見送る夏列車」 舛田 美子(古子)
「吊り革の涼しくゆるゝ湖西線」 清岡 千恵子
「大空でふるさと探す白い雲」 折笠 謙一

(カッコ内は俳号)

俳句上位作品

溯瀧会(さくりょうかい)

交通総合文化展2023『溯瀧会』出品作家

日本画

  • 石踊 達哉
  • 烏頭尾 精
  • 大矢 紀
  • 押元 一敏
  • 川﨑 麻児
  • 川﨑 鈴彦
  • 中島 千波
  • 野地 美樹子
  • 平松 礼二
  • 松崎 良太
  • 宮廻 正明
  • 渡辺 信喜

洋画

  • 大津 英敏
  • 絹谷 幸二
  • 佐野 ぬい
  • 中山 忠彦
  • 野見山 暁治
  • ブライアン・ウィリアムズ
  • 山本 貞
  • 吉武 研司

  • 井茂 圭洞
  • 高木 聖雨

(敬称略 部門別 五十音順)

溯瀧会
身近な駅で著名作家の作品を鑑賞

2023年の溯瀧会(さくりょうかい)は、絵画・書などの世界で日本の第一人者である22名の芸術家がご参加、日本画12名、洋画8名、書2名の先生にご出品いただきました。
残念ながら、長年にわたりご出品いただいていた野見山暁治先生が2023年6月に、佐野ぬい先生が2023年8月にご逝去されました。これまでの両先生の交通総合文化展へのご貢献・ご協力に深く感謝申し上げますと共に、ご冥福を心からお祈りいたします。なお、今回展示された両先生の絵は、本年の「溯瀧会」のためにお亡くなりになる前に描いてくださった作品でした。

パブリックアート普及活動特別展

協会が取り組んだパブリックアートの紹介や招待作家の作品を展示するパブリックアート普及活動特別展

2023年の展示では当協会が1年間で企画・協力した5作品と移設された1作品、計6つの作品を見どころや制作過程を写真とともに紹介しました。また、当協会が推進する「1%フォー・アート」法制化について、有識者のコメントを掲載してその仕組みや意義を紹介しました。

「1%フォー・アート」に関する有識者のコメントや協会の取り組みを紹介
新設・移設されたパブリックアートの紹介

招待作家パブリックアート展

「Inside-Outside」本郷芳哉

「Inside-Outside」本郷芳哉
「Inside-Outside」本郷芳哉

ステンドグラスの歴史やイメージを踏まえたパブリックアート作品

国際瀧冨士美術賞第27期受賞者の本郷芳哉さんは、主に金属による作品を手掛ける彫刻家です。招待作家として第70回「交通総合文化展2023」では、ステンドグラスの歴史やイメージを踏まえた意欲的な作品を発表しました。

本郷芳哉 略歴:
1982年 埼玉県に生まれる
2006年 第27期国際瀧冨士美術賞 受賞
2007年 沖縄県立芸術大学美術工芸学部彫刻専攻 卒業
2009年 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻 修了
現在は彫刻家として活動し、個展や芸術祭などでの発表に加え、コミッションワークも数多く手がけている。


5つの窓の模様はつながっている
5つの窓の模様はつながっている
石を打ち付けた時の微細な亀裂も再現
石を打ち付けた時の亀裂もそのまま使用
所々に使用されている型ガラスが様々な反射を生み出す
周囲が暗くなるとガラスの反射が際立つ

会場風景

交通総合文化展は2023年に70回を迎えました

会場での展示
1954年に交通人総合文化展として始まった交通総合文化展は、2023年の開催で70回目になりました。会場ではその歴史を展示しました。
  • 公募展俳句部門の展示
  • 溯瀧会のコーナー
  • パブリックアート普及活動特別展
  • 招待作家コーナー

開催情報

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