交通総合文化展2020
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新日本観光写真 入選作品(34名 敬称略)

  • 国土交通大臣賞<br>「お待たせしました!」 長谷川 裕二国土交通大臣賞
    「お待たせしました!」 長谷川 裕二
    講評:国の重要無形民俗文化財であり、ユネスコ無形文化遺産である唐津くんち。作者が撮影したのは提灯灯る宵曳山。曳子をはじめ、住民、観光客の表情からは喜びや高揚感が伝わってきます。本年は新型コロナウイルス感染防止のため中止となってしまいましたが「エンヤ、エンヤ」の掛け声が聞こえてくるような作品に勇気と希望をもらいました。(清水 哲朗/写真家)
  • 環境大臣賞<br>「華麗なるジャンプ」 佐々木 弘紀環境大臣賞
    「華麗なるジャンプ」 佐々木 弘紀
    講評:干潮と満潮の潮位差が日本一大きい有明海。6時間程度の干潟に現れた繁殖期のムツゴロウが水面から飛び出る求愛ジャンプをタイミング良く、高速シャッターで激写しています。威勢の良いジャンプが見られるのはこの時期限定。ムツゴロウの飄々とした表情、背びれ・尾びれ・胸びれの綺麗な開き具合、躍動感溢れる水の描写が見事です。(清水 哲朗/写真家)
  • 東日本旅客鉄道株式会社社長賞<br>「往来する街」 伊藤 優東日本旅客鉄道株式会社社長賞
    「往来する街」 伊藤 優
    講評:丹沢の山々を背に夕日を浴びるツインタワーが印象的です。肉眼ではこうは見えないため、遠くにあるものが近くにあるように写る望遠レンズの特長、圧縮効果を利用しているのがわかります。そこに上りと下りの新幹線が並ぶ瞬間を捉えることで作品価値を高め、完成度を追求したのが本作の魅せどころ。見るほどにため息が出る素晴らしい作品です。(清水 哲朗/写真家)
  • 公益社団法人日本観光振興協会会長賞<br>「なかよし」 伊藤 直美公益社団法人日本観光振興協会会長賞
    「なかよし」 伊藤 直美
    講評:鳥取県指定天然記念物の枝垂れ桜の前で手をつなぎ、飛び跳ねる子どもたちの満面の笑みが最高ですね。本人たちも家族も作者もこの作品を見る人も皆がハッピーな気持ちになります。他人だけでなく友人や家族とも距離を取らなければならなくなった時代において大切なものは何かを教えてくれる作品です。長寿の桜も静かに人々の行動を見守ってきたと思うと感慨深いです。(清水 哲朗/写真家)
  • 一席<br>「春光」 井口 晃志一席井口 晃志
  • 一席<br>「秘境駅の賑わい」 伊藤 雅章一席伊藤 雅章
  • 一席<br>「ワオー!」 河村 和彦ニ席河村 和彦
  • ニ席<br>「春響」 佐藤 成公ニ席佐藤 成公
  • ニ席<br>「夕暮れ電車」 廣瀬 靖之ニ席廣瀬 靖之
  • 三席<br>「一斉射撃」 河口 毅三席河口 毅
  • 三席<br>「市電もマスク」 岩間 廣三席 岩間 廣
  • 三席<br>「湿原を走る」 宮田 芳明三席宮田 芳明
  • 三席<br>「浅間夕景」 坂神 宗之助三席坂神 宗之助
  • U-22賞<br>「大地層を走る」 櫻井 俊彰U-22賞櫻井 俊彰
  • 入選<br>「朝霧を行く」 荻野 悦男入選荻野 悦男
  • 入選<br>「鯉のぼり流し」 長谷 利宏入選長谷 利宏
  • 入選<br>「弘南闘雪」 寺田 裕一入選寺田 裕一
  • 入選<br>「明日へ」 並木 達郎入選並木 達郎
  • 入選<br>「花春」 杉浦 正幸入選杉浦 正幸
  • 入選<br>「多軸台車2台で橋梁架設」 増田 興次入選増田 興次
  • 入選<br>「大動脈を守る」(4枚組) 福田 尚人入選福田 尚人
  • 入選<br>「旅立ち」 田村 貴史入選田村 貴史
  • 入選<br>「にんきもの」 大橋 和仁入選大橋 和仁
  • 入選<br>「SL冬の湿原号」 髙橋 和幸入選髙橋 和幸
  • 入選<br&gt「山里の祭り」 白石 信夫入選白石 信夫
  • 入選<br>「偉人達」 村田 茂入選村田 茂
  • 入選<br>「安全運行のために」 車 啓司入選 車 啓司
  • 入選<br>「バッチリ決まったー!」 森田 栄一入選森田 栄一
  • 入選<br>「新幹線」 舘石 和佳入選舘石 和佳
  • 入選<br>「修験道」 生田 守入選生田 守
  • 入選<br>「斗南船北馬」 木戸場 孝行入選 木戸場 孝行
  • 入選<br>「大したもん蛇世界一だぞ」 植木 元入選 植木 元
  • 入選<br>「どろんこ日和」 増田 哲子入選 増田 哲子
  • 入選<br>「遍路旅」 芝﨑 静雄入選芝﨑 静雄

俳句 入選作品(16名 敬称略)

公益財団法人 日本交通文化協会
理事長賞
「終電が通ったあとの冬銀河」 大西 優菜
講評:終電も行ってしまった未明の大都会。昼間の喧騒が去り、宵のにぎわいもさめた冬の夜空に天の川が白く浮かび上がる。明け方、始発が動き出すまで、この静寂がつづく。騒々しい昼のすぐ隣りに、こんな静かな夜が広がっているのだ。中学三年十四歳の俳句。(長谷川 櫂/俳人)
一席 「レコードが波打つやうな夏、電車」 志村 紀昭
講評:大きなLPレコードだろう。プレーヤーに載せて回りはじめると、かすかに波打つことがあった。ガタンゴトンという電車の響きがそれに似ているのだが、夏が波打つといった。唐突のもたらす驚きと快感。窓を流れる風景もリズムを奏でている。「、」の力、大。(長谷川 櫂/俳人)
二席 「窓につき天道虫も旅をする」 吉田 純一
三席 「夏空のがたんごとんと揺れにけり」 片山 仁一朗
「ひとり行く他国の空の夏祭」 前田 重明
「祖母の待つ駅へ列車が躍る夏」 古賀 由美子
入選 「駅降りてとぼとぼ歩く秋の浜」 梶 政幸
「地図を手に若き日の夏北の旅」 岡田 清
「こいのぼりゆっくり抜いてゆく列車」 中谷 ひとみ
「あのまちに置き忘れたる夏帽子」 あい
「道問はれわれも旅人真夏空」 内藤 保幸
「夏列車まとう太平洋の風」 堀 卓
「ゆっくりと停まれば故郷雲の峰」 高橋 まりえ
「東京駅脈打ち始む夏の朝」 矢吹 裕美
「降り立てば少年となる夏の駅」 加藤 宙
「この汽車は初夏の海まであと五分」 増田 寿昭
俳句上位作品

溯瀧会(さくりょうかい)

交通総合文化展2020『溯瀧会』出品作家

日本画

  • 石踊 達哉
  • 烏頭尾 精
  • 大矢 紀
  • 押元 一敏
  • 川﨑 麻児
  • 川﨑 鈴彦
  • 中島 千波
  • 野地 美樹子
  • 平松 礼二
  • 福本 達雄
  • 松崎 良太
  • 宮廻 正明
  • 渡辺 信喜

洋画

  • 大津 英敏
  • 奥谷 博
  • 絹谷 幸二
  • 佐野 ぬい
  • 中山 忠彦
  • 野見山 暁治
  • ブライアン・ウィリアムズ
  • 山本 貞
  • 吉武 研司

ドローイング

  • 青木 野枝

  • 井茂 圭洞
  • 高木 聖雨

(敬称略 部門別 五十音順)

身近な駅で著名作家の作品を鑑賞

2020年の溯瀧会(さくりょうかい)は、絵画・書などの世界で日本の第一人者である25名の芸術家が作品を出品してくださいました。日本画は川﨑鈴彦先生をはじめ13名、洋画も野見山暁治先生ほか9名、書は井茂圭洞先生と高木聖雨先生、彫刻家である青木野枝先生にドローイング作品をご出品いただきました。
残念ながら、ご出品いただいた福本達雄先生が2021年2月にご逝去されました。先生には永く交通総合文化展にご協力いただきました。心からご冥福をお祈りいたします。

パブリックアート普及活動特別展

文化芸術の抜本的な振興のための提言
「コロナ禍のいまこそ「1%フォー・アート」の実現を」

駅や空港などの公共の場にアート作品を設置し、より豊かな環境づくりを提案する取り組みを紹介するコーナーです。2020年は広島高速交通アストラムライン本通駅に漫画家のこうの史代先生の原画を元にしたステンドグラス作品「夕凪の街 桜の国」や佐渡汽船新潟港万代島ターミナルに金工作家の宮田亮平先生の原画・制作による金属・陶板レリーフ作品「佐渡彩景」などが完成し、これらをパネルで紹介しました。また、今年はパブリックアートの製作制作過程の紹介や、2020年5月に政府幹部、政治関係者に手渡された文化芸術の抜本的な振興のための提言「コロナ禍のいまこそ「1%フォー・アート」の実現を」などの展示をいたしました。

パブリックアートの制作過程を紹介
2020年に当協会が企画・協力したパブリックアート作品の紹介

招待作家パブリックアート展

「土のアゴラ/ Agorá of Multi species」大小島 真木

「土のアゴラ/ Agorá of Multi species」 大小島真木
「土のアゴラ/ Agorá of Multi species」 大小島真木

粘土で造形したさまざまなモチーフの陶作品

画家の大小島真木さんは、国際瀧冨士美術賞第29期(2008年)の受賞者です。地球環境や人と自然と宇宙についての思索をアートという手段をもって深めている若手芸術家ですが、交通総合文化展の招待作家として、粘土で造形したさまざまなモチーフの陶の作品を出品していただきました。絵画から出発して幅広い表現活動をしてきた大小島さんにとっても陶器を素材に使うのは初めてとなりました。

大小島真木 略歴:
1987年東京生まれ。2005年女子美術大学入学。08年国際瀧冨士美術賞。11年同大学大学院修士課程修了。17年に海洋調査船タラ号のプロジェクトに参加。主な個展に「鯨の目」(パリ)のほか、南沢氷川神社に天井画を奉納、多摩六都科学館のプラネタリウム全天88星座の原画を制作した。09年トーキョーワンダーウォール賞、11年福沢一郎賞、14年テラダアワード賞、VOCA奨励賞など受賞多数。

粘土で造形された生き物のパーツや陶板を組み合わせて構成された左の壁面
粘土で造形された生き物のパーツや陶板を組み合わせて構成された左の壁面
植物と一体化する動物たちの頭部
植物と一体化する動物たちの頭部
壁面に書かれた作家のコメント
壁面に書かれた作家のコメント

会場風景

  • 公募展俳句部門の展示
  • 溯瀧会のコーナー
  • パブリックアート普及活動特別展
  • 招待作家・大小島真木氏作品

開催情報

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