第42期 国際瀧冨士美術賞の審査は、7月19日の第一次審査を経て、9月27日に本審査会が行われました。本審査の結果、日本からは優秀賞13名、特別賞3名が決まり、海外は韓国、中国、シンガポール、フランス、ドイツ、アメリカの6カ国から、優秀賞に6名、特別賞に1名が選ばれました。また、優秀賞の中で特に優れた授賞者にグランプリ(女子美術大学・井手元 咲良さん)、国際グランプリ(アートセンターカレッジオブデザイン・ウェイジ ソンさん)を授与しました。
2021年も新型コロナウィルスの影響で授賞式・工房見学会が中止になりました。代わりに、国内の受賞学生を対象にオンラインでの交流会を行いました。 交流会では受賞学生に自己紹介と併せて受賞作品のテーマや制作の背景、また現在取り組んでいる卒業制作についてなどをお話しいただきました。 協会からは過去の美術賞受賞者とのコラボレーションを行っている交通総合文化展や見学予定だったパブリックアート制作工房の説明、またこれまでに手掛けてきたパブリックアートの紹介がされました。最後に受賞学生同士のフリートークの時間が設けられ、お互いの制作や作品への質問や各々の場所での活動に関する話などで盛り上がりました。
主催 | ![]() |
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対象校 | 【日本】愛知県立芸術大学、沖縄県立芸術大学、金沢美術工芸大学、京都市立芸術大学、京都芸術大学、女子美術大学、多摩美術大学、東京藝術大学、東京造形大学、東北芸術工科大学、日本大学、広島市立大学、武蔵野美術大学 【韓国】ソウル大学校、梨花女子大学校、弘益大学校 【中国】清華大学美術学院、香港教育大学 【シンガポール】ラサール芸術大学 【フランス】パリ国立高等美術学校 【ドイツ】シュトゥットガルト公立美術アカデミー、ベルリン芸術大学 【イギリス】ロンドン大学、ロンドン芸術大学 【アメリカ】アートセンター カレッジ オブ デザイン、プラット インスティテュート |
審査員 | 宮田 亮平(金工作家・東京藝術大学名誉教授)/大津 英敏(洋画家・日本芸術院会員)/大成 浩(彫刻家・日本美術家連盟理事)/日比野 克彦(アーティスト・東京藝術大学美術学部長)/湯澤 幸子(多摩美術大学環境デザイン学科教授)/国土交通省 鉄道局総務課長/東日本旅客鉄道株式会社 常務取締役/滝久雄(公益財団法人日本交通文化協会 理事長) |
ポスターなど |
![]() 国際瀧冨士美術賞 2021 第42期奨学生 募集ポスター(PDF: 841KB) ![]() ![]() 国際瀧冨士美術賞 2021 第42期奨学生 募集要項(PDF: 1.2MB) ![]() |
審査員
東京藝術大学名誉教授
日本芸術院会員
日本美術家連盟理事
東京藝術大学 美術学部長