末広町駅「悠々快泳」
ゆうゆうかいえい
金属,陶板レリーフ

金属・陶板レリーフ「悠々快泳」 原画・監修・制作※:宮田亮平 ※金属制作(陶板レリーフ制作はクレアーレ熱海ゆがわら工房)
東京メトロ 末広町駅 2番線ホーム 2017年12月20日完成 原画を見る

制作風景

作家より

宮田亮平金工作家、東京藝術大学名誉教授江戸時代、すでに大祭として行われていた「神田祭」をはじめ伝統文化が息づいているこの地域は、悠久の時を経て「電気街」としても世界に知られ、更なる進化を続けています。
伝統と未来が共存する歴史の海を、ゆったりと泳ぐように感じてみませんか。

作品によせて

神田神社 宮司
大鳥居信史
 当社は約1300年前、730(天平2)年大手町に創建され、400年前に現在の地に遷座し神田日本橋、大手町丸の内そして秋葉原など108町の氏神として町々を守ってまいりました。
 当社の創建1300年そして遷座400年を奉祝し末広町をはじめ氏子町々の繁栄を祈念すべく、この度、金工作家で著名な宮田亮平先生による秋葉原・末広町駅のパブリックアートにご協賛させていただきましたこと、誠に光栄でございます。
 日本初そして東洋初の地下鉄として知られる末広町駅は、当社そして世界的な観光地・秋葉原の最寄り駅として有名です。当社の氏子町・秋葉原は電気街、アニメやアイドルの聖地として若者や外国観光客で賑わっています。当社の祭・神田祭は日本三大祭・江戸三大祭の一つに数えられ、神輿の数々が秋葉原の中央通りを埋め尽くす神輿天国と呼ばれる光景は圧巻です。
 宮田先生のパブリックアートを拝見しますと、神田祭を象徴する江戸神輿と、電気街がイメージされるコンピューター基盤の模様とで秋葉原が表現され、更に宮田先生の代表作イルカのモチーフ「シュプリンゲン」が中央に輝いているという、末広町駅を取り囲む町々の特徴が見事に表されている作品と言えるのではないでしょうか。
 宮田先生と神田明神とは十年来のおつき合いで、当社ご祭神・少彦名命ご尊像を境内におつくりいただき、東京藝術大学の学長をおつとめの時には、幾度も神田祭に学生とともにご参加いただきました。その折にお願いしたパブリックアートが、待ちに待って今回やっと完成しました。
 今後とも、神田明神のご神徳をいただき、末広町とともに皆様が末永く栄えられますこと、心よりお祈り申しあげます。

公益財団法人メトロ文化財団 会長
梅崎壽
 このたびは、末広町駅のリニューアル完成に伴い、素晴らしいパブリックアートのお披露目を迎えることとなり、心よりお祝い申し上げます。
 また、お声掛けいただきました東京メトロ様、アートの制作・設置をしていただきました宮田亮平先生、株式会社NKBクレアーレ熱海ゆがわら工房様に厚く御礼申し上げます。
 公益財団法人メトロ文化財団は、1956(昭和31)年に設立され、地下鉄博物館の運営のほかメトロコンサートの開催やメトロ文化展の開催など、芸術の振興や交通文化の発展に寄与する事業を行っております。
 パブリックアートの設置もその一環としまして、これまでに副都心線西早稲田駅、北参道駅及び有楽町線豊洲駅に設置しており、今回の銀座線リニューアルに伴い先にお披露目された上野駅に続き、末広町駅が5駅目の作品となります。
 今回のパブリックアート「悠々快泳」は、東京藝術大学の前学長で、この地域にも多くの作品を残してこられた宮田亮平先生ならではの、素晴らしい作品であり、神田神社(神田明神)様との協賛でこの作品を設置することができましたことを大変嬉しく存じます。
 この作品が、末広町駅の顔として、駅をご利用されるお客様に末永く愛され、親しんでいただけることを願っております。

東京地下鉄株式会社 代表取締役社長
山村明義
 このたび、宗教法人神田神社(神田明神)様のご協賛及び公益財団法人メトロ文化財団の協賛により、リニューアルした銀座線末広町駅のホームに、日本を代表する金工作家の宮田亮平先生に作成いただいた原画によるレリーフ「悠々快泳」を設置いたしました。
 宮田亮平先生をはじめ、レリーフの製作・設置にご尽力いただきました関係者の皆様に対しまして、心から感謝申し上げます。
 東京メトロでは、「伝統×先端の融合」の路線コンセプトのもと、新型車両の導入、ホームドア設置、全駅の改装など、銀座線リニューアルの様々な施策を進めております。
 そして、1927(昭和2)年12月30日に東洋初の地下鉄として浅草駅~上野駅間が開通してから90周年を迎える本年、浅草駅~神田駅までの下町エリア7駅のリニューアルが完成し、末広町駅は秋葉原電気街の最寄り駅として、「でんきの街」をコンセプトに時代の先端を感じる駅へと生まれ変わりました。
 作品にご協賛いただいた神田神社様は、1,300年に亘り、江戸東京を見守り続けてきた由緒ある神社です。
 多くの参拝者の方々にとって、玄関口とも言える末広町駅に、新しい駅の顔となる作品の設置にご協賛いただきましたこと、深く感謝申し上げます。
 また、神田神社様の境内にも作品を手掛けられているなど、この地域や神田神社様ともゆかりのある、宮田亮平先生の想いがこめられた素晴らしい作品が設置されましたことを大変嬉しく思っております。
 この作品が、新しく生まれ変わった末広町駅の新たなシンボルとして多くの皆様に末永く愛され、神田神社様とともに街の歴史を繋いでいただくことを願っております。

公益財団法人日本交通文化協会 理事長
滝久雄
 地下鉄開通90周年おめでとうございます。1927(昭和2)年に浅草―上野間に東洋で初めての地下鉄が誕生し、それから90年。この記念すべき時に、銀座線末広町駅に金工作家であり、東京芸術大学名誉教授宮田亮平先生によるパブリックアート作品「悠々快泳」を設置できましたことを大変うれしく思います。
 私たち日本交通文化協会は、1948(昭和23)年の設立以来、芸術・文化の振興のために積極的な取り組みを続けてきました。事業の柱となっているのは、「交通総合文化展」に代表される展覧会事業、「瀧冨士基金」「国際瀧冨士美術賞」に代表される育英事業、そしてパブリックアートの普及・振興事業です。
 それらの取り組みの基本になっている思いを言い表している言葉があります。ハーバート・リードがその著書『芸術の意味』の中に残した次の一文です。
「今、我々に欠けているのは芸術家ではない。大衆である。芸術に意識を持つ大衆ではない。無意識的に芸術的な大衆である」
 私たちは、公共の空間に設置されるアートが、誰もが無意識的に芸術に触れられるゆとりや潤いのある社会環境の実現の一助となることを願って事業を続けています。
 今回の作品設置をご計画いただいた東京地下鉄株式会社様、ご協賛いただいた神田神社(神田明神)様、公益財団法人メトロ文化財団様、そしてご協力いただいた多くの皆様に深く感謝するとともに、これからも当協会の取り組みに変わらぬご理解とご協力をお願いいたします。

作品データ

原画・監修・制作宮田亮平 企画日本交通文化協会
場所東京メトロ 末広町駅 2番線ホーム マップ 製作宮田亮平(金属)クレアーレ熱海ゆがわら工房(陶板レリーフ)
設置時期2017年 12月20日 協賛神田神社(神田明神)、公益財団法人 メトロ文化財団
種類金属陶板レリーフ ニュース
サイズたて 約2.0m × よこ 約3.3m
キーワード

作品データ

原画・監修・制作宮田亮平
場所東京メトロ 末広町駅 2番線ホーム マップ
設置時期2017年12月20日
種類金属陶板レリーフ
サイズたて 約2.0m × よこ 約3.3m
キーワード
企画日本交通文化協会
製作宮田亮平(金属)クレアーレ熱海ゆがわら工房(陶板レリーフ)
協賛神田神社(神田明神)、公益財団法人 メトロ文化財団
ニュース

マップ

この付近のパブリックアート

陶板レリーフ
1981年 9月26日
京成上野駅
「風月延年」
(916m)
MAP >

陶板レリーフ 金属レリーフ
2000年 7月
新御徒町駅
「The Metamorphosis of Edo」
(1.1km)
MAP >

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