展覧会事業

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交通総合文化展

交通総合文化展とは

駅を舞台に芸術・文化と観光の振興に貢献しています

交通総合文化展 募集ポスター
交通総合文化展 募集ポスター

日本交通文化協会では、日々の通勤や通学、旅行などに欠かせない公共交通機関や日本の良さ・魅力をテーマに、写真と俳句の作品を毎年募集しています(募集期間は6月半ば~7月末日)。入選作品は10月14日の「鉄道の日」に合わせて開催する「交通総合文化展」で発表展示されます。特に優秀な作品には国土交通大臣賞をはじめとする賞と賞金が授与されます。会場は駅の公共スペースでに設けられ、写真・俳句の入選作品のほか、日本を代表する芸術家の新作展「溯瀧会」、当協会が進めているパブリックアートの普及活動展を併催し、駅を利用する多くの方々にご覧いただいています。
「鉄道の日」国土交通省ホームページ

展示・選考風景

新日本観光写真部門
新日本観光写真部門
俳句部門
俳句部門
溯瀧会(さくりょうかい)
溯瀧会(さくりょうかい)
パブリックアート普及活動特別展
パブリックアート普及活動特別展
招待作家パブリックアート作品展
招待作家パブリックアート作品展
新日本観光写真部門
 選考風景
新日本観光写真部門 選考風景

交通総合文化展のあゆみ

時代に沿って変遷を重ね、60年以上開催を継続

東京駅で開催された第1回 交通総合文化展
東京駅で開催された第1回 交通総合文化展

1954年にスタートした当初は、交通事業従事者の文化活動の成果を社会に紹介することが目的でした。しかしその後、一般に広く開放し、写真や俳句を公募し、入選作品を展示するようになりました。62回目となる2015年には入選者総数が1万7500人を超えました。2013年からはパブリックアートの展示コーナーも設け、ステンドグラスや陶板レリーフの作品紹介をしているほか、日本を代表する芸術家の新作展「溯瀧会」で、絵画と書が併設展示されます。

過去の実績

2016年10月現在
交通総合文化展新日本観光写真
入選者 総数14,145名4,329名
入選者 総数2016年10月現在
交通総合文化展:14,145名
新日本観光写真:4,329名

溯瀧会 (さくりょうかい)

日本画、洋画、書の大家たちが参加する会

身近な駅の空間で芸術鑑賞
身近な駅の空間で芸術鑑賞

交通総合文化展では第1回の開催から、日本を代表する芸術家の新作展を併催してきました。現在は、日本交通文化協会の滝久雄理事長が1970年代から交流を続けてきた芸術家の方々にご参加いただいており、「溯瀧会」という名称で、日本画、洋画、書の作家約30名がご出品くださっています。中には、長年、京都の近くで制作に励む米国人の洋画家もいらっしゃいます。「溯瀧会」には竜が急流をさかのぼるほどエネルギーに満ちた会、という意味が込められています。交通総合文化展は駅というパブリックなスペースで、優れた芸術家の作品を観られる機会でもあるのです。

交通総合文化展2016『溯瀧会』出品作家

日本画

  • 大矢 紀
  • 川﨑 麻児
  • 川﨑 鈴彦
  • 川﨑 春彦
  • 北野 治男
  • 後藤 純男
  • 鈴木 竹柏
  • 中島 千波
  • 平松 礼二
  • 福本 達雄
  • 堀 文子
  • 松崎 良太
  • 宮廻 正明

洋画

  • 大津 英敏
  • 大藪 雅孝
  • 奥谷 博
  • 金山 桂子
  • 絹谷 幸二
  • 佐野 ぬい
  • 中山 忠彦
  • 野見山 暁治
  • 深澤 孝哉
  • ブライアン・ウィリアムズ
  • 宮崎 進
  • 山本 貞
  • 吉武 研司

  • 井茂 圭洞
  • 高木 聖鶴

(敬称略 部門別 五十音順)

パブリックアート普及活動特別展

パブリックアートに親しんでもらう展示会

日本各地のパブリックアートを紹介
日本各地のパブリックアートを紹介

交通総合文化展では2013年から、パブリックアートを広く知ってもらうために「パブリックアート普及活動特別展」のコーナーを設けています。駅や空港、図書館などの公共空間にアート作品を設置し、うるおいある環境を創ろうというパブリックアートの取り組みは、残念ながら日本ではまだ十分に知られていません。この展示コーナーでは、全国に設置されているパブリックアート作品やアーティストを紹介するほか、当協会が協力している「クレアーレ熱海ゆがわら工房」(静岡県熱海市)でのステンドグラスや陶板レリーフなどの作品制作過程を、写真パネルや模型、実物パーツなどでご紹介しています。

審査員

写真部門

  •    熊切 圭介
    ©山口修二
    熊切 圭介くまきり・けいすけ
    写真家

    今年は、各地域の特色がよく出ていて、バラエティに富んだ作品が数多く見受けられました。テレビやインターネットなどで話題になっている新名所のほか、新鮮な印象を受ける風景写真もありました。国土交通大臣賞受賞作品は、色が目立つだけでなく、風を感じられる、見ていて気持ちのいい写真です。見応えのある展覧会になると思います。

  • 国土交通省 観光庁観光地域振興部長
  • 環境省 自然環境局長
  • 東日本旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部副本部長
  • 公益社団法人日本観光振興協会 理事長
  • 株式会社交通新聞社 交通新聞 事業部長

俳句部門

  • 長谷川 櫂
    長谷川 櫂はせがわ・かい
    俳人

    今年も全国の旅行愛好家の方々からたくさんの俳句を寄せていただきました。なかでも小中学校の子どもさんたちからの投句が、少しずつ増えてきました。旅に出て俳句を詠み、年月がたってから、その思い出が俳句になる。人生の喜びの一つだと思います。

交通総合文化展2016 受賞者

写真部門

国土交通大臣賞 「彩りを添えて」 中川 司
環境大臣賞 「棚田昇陽」 澤井 祥憲
九州旅客鉄道株式会社 社長賞 「春の別れの心模様」 増田 俊次
公益社団法人 日本観光振興協会会長賞 「群翔」 角場 薫
一席 「ラッシュアワー」 上杉 和彦
「放水」 長 吉秀
二席 「除雪車出動」 富井 保光
「友達電車」 石井 良明
「幻想の舞」 小島 美佐子
三席 「ジュエリーアイスの浜」 かじさわ ひろこ
「西大寺はだか祭り」 西山 裕子
「北海道新幹線開業初日のH5系」 柳谷 昌輝
「スマイル」 谷口 たけ子
入選 「小さな旅」 松島 宏晶
  「上州、心ふれあいの旅、水上」 尾崎 浩
  「牧場の横を走る」 髙田 悦也
  「五月の保津峡」 松浦 務
  「青田の季節」 井上 悟
  「耳成山遠望」 久保田 修
  「伝統の舞」 菅原 拓哉
  「さ・く・ら」 中村 元一
  「夜高喧嘩行灯祭り」 紅露 雅之
  「旅立ちのうた」 山口 将志
  「雨の瀬戸しるべ」 斉藤 延子
  「人生の船出」 平野 昌子
  「幻想の城」 栗飯原 茂
  「光の道標」 對馬 幸雄
  「あす、あの空へ」 タナベ マナブ
  「盛夏・白馬大雪渓」 能登 正俊
  「私のお雛様」 杉本 昌弘
  「備瀬ワリーバンタ」 仲程 梨枝子
  「やがて冬・晩秋のひととき」 山本 久雄
  「疾風」 齋藤 光夫
  「空飛ぶ新幹線」 山田 裕之
  「お花見」 山中 忠誠
  「初夏の頃」 林 博
  「旅立ち」 百瀬 可達
  「茜色に染まりゆく」 飯田 英代
  「海岸線をゆく」 浅見 崇司

俳句部門

公益財団法人 日本交通文化協会会長賞 「切符買う日焼けの顔に志」 石井 かおり
講評:「志」とは何でしょうか。切符を買うとき、どこまで行きたいというそれだけのことではないはずです。作者はその表情に人生の志を見たような気がしたのにちがいありません。とすればこの「切符」も「人生の切符」です。前途に幸あれ。(評:長谷川 櫂)
一席 「夏と僕鉄道に乗せて運んでけ」 細谷 一夢
講評:中学生の作品です。僕だけでなく夏も電車に乗せて、という発想が素晴らしい。どこへ運んでくれるのでしょうか。海へ?山へ?それとも時間と空間のはるかかなたへ? 夏といっしょに世界を旅する。夢のあふれる一句です。(評:長谷川 櫂)
二席 「最終の電車が行きて月は夏」 松居 美智子
三席 「風神が伊勢の青田を駆けゐたり」 沖田 明彦
「吾よりも遠出したがる夏帽子」 藤堂 くにを
「夏の旅リュック一つの自由席」 加藤 義秋
入選 「夏のホーム電車が来ると生き返る」 中西 桃子
「枝豆を食べている間に博多駅」 麻生 勝行
「ふるさとの駅に背筋を伸ばす夏」 岩中 幹夫
「駅長に教へられたる鯛焼屋」 岩﨑 ひとみ
「もう着くと新幹線から初電話」 十河 清
「夏の蝶ひと駅乗って海で下車」 山下 奈美
「途中下車また途中下車夏休み」 高橋 成知
「山陰は海見えかくれ夏の旅」 榎本 眞
「花追ひて四時間二分なほ北へ」 吉野 新一
「着ぶくれて最終電車の人となる」 仁喜 和彦
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